「手紙屋」 (喜多川 泰シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
4.18
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  • (33)
  • (7)
本棚登録 : 4104
レビュー : 513
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887595705

作品紹介・あらすじ

社会という名の大海原に船出するあなたへ。
大切なのはどんな船に乗るかではなく、
航海の目的だ。

主人公と一緒に働くことの意味を見つめなおす本。
ベストセラー「賢者の書」「君と会えたから……」で
読者を感動の渦に巻き込んだ喜多川泰、待望の最新作! 
はたして、謎の「手紙屋」の正体は?
就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、平凡な大学4年生の僕はある日、書斎カフェで奇妙な広告とめぐりあう。その名も『手紙屋』。たった10通の手紙をやりとりすることであらゆる夢を叶えてくれるというのだ。
 平凡な人生を変えたい!目に見えないけれど確実に立ちはだかる壁を取りのぞきたい! 
そんな思いに突き動かされるように、僕は『手紙屋』に手紙を書き始めた……。
 働くことの意味とは? 真の成功とは? 幸せな人生とは?
明日をよりよく生きたいあなたへ贈る感動作。
「物々交換」「自分に向いているものを探さない」「思いどおりの人生を送る」「あなたの称号」etc.明日を変える10の教え。

感想・レビュー・書評

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  • 西山諒太は大学四年生になったある日、手紙屋という広告をみつけ、就職活動をしながら手紙屋と十通の手紙を交換し、成長していくストーリーです。
    最後には手紙屋の正体も明かされます。

    私は、就活はずいぶん昔の話になりますが、就活前の学生さんにはぴったりなストーリーであると思います。
    就職とは少し違いますが、人生とは何かということを考えるのについては、私のような人生半ばを過ぎた年齢でも、得るところはあったとは思います。

    ただ、私の歳まで、生きていると本当に情熱だけで、夢が叶うものなのかという、全く夢のないことも考えてしまいますが…。情熱が足りなくて、夢が叶わなかった者の愚痴でしょうか。でも、人生まだ、終わったわけではないので、夢を全部あきらめてしまうことも、まだ、ないかもしれないという、希望は全然ないわけじゃありません。(だから、まだ、こうして自己啓発書の類を読んでいます・笑)
    喜多川泰さんの自己啓発本は4冊目で、今までの本は星5をつけさせていただきましたが、この本は、他の著者の自己啓発書やビジネス書と考え方が違うようなところもあり、?と思うところもあり、全部信用することはできないので、私は星3つにさせていただきました。


    全部引用すると、長いので、後半5通の手紙より、諒太が学んだこと。

    ○ある仕事が自分に向いているかどうかは、やってみなければわからない。向いていると思う職業は幻想。
    今の自分に向いている職業を探すよりも、考えただけでワクワクするような目標を持った会社を探すこと。
    向いている職業を探すのはやめて、興味を持てる会社を探す。
    ○人が夢を持つと、目の前には必ず壁が現れる。
    重要なのは、『目の前にあるものに全力を注いで生きること』この生き方をするだけで、どこで何をしていても成功は約束されている。
    大事なのは、その船が何を目的として航海をするか。
    ○あなたの夢が実現した世界では、あなたは世の中の多くの人たちから必要とされ、期待され、その人たちの幸せな生活にとってなくてはならないものを生み出す貴重な存在として生きていることになる。
    あなたは何をして将来多くの人たちを幸せにしますか?
    あなたの活躍でどう変えますか?
    ○どうすれば、きれいな部屋がずっときれいなままいられるか。‘掃除を習慣化すること‘→自分を変えてくれるような本を読み、自分の意見を書き綴っていく→自分を磨くことができる。
    常に動き続けること→行動を始めること→転がる石に苔はつかない。
    ○夢を叶えるために、才能は必要ない。
    必要なのはやりたいという『情熱』。
    『情熱を頼りに生きることが決まったら、やるべきことは『行動』すること。

  • 少し前に大学受験を題材にした「手紙屋」を読んで凄く気に入り、本当はこっちが先に書かれていたんだけど、順番的には後に読んで良かったって思った。
    本当に喜多川さんの言葉は前向きな気持ちにさせてもらえる。
    読みながら息子に買ってあげようと思う私でした(最近読書に目覚めたそうだから)。

  • 図書館で手紙屋という題名に惹かれて読んだ。
    就職活動の青年が主人公で、手紙屋さんとの手紙のやり取りで青年が成長していく物語。読んでいくと意外な展開で感動が待ち構えていた。
    面白かった。
    社会人一年生になる頃にこの本に出会えた人は幸せだろうなと思う。
    印象に残った文章
    ⒈ 相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している
    ⒉ 相手にこうなってほしいという「称号」を与えてしまうのです。
    ⒊ あなたの頭の中にいつも“天秤”を用意することです。
    ⒋ 多くの人から必要とされること
    ⒌ 今、目の前にあるものに全力を注いで生きる
    ⒍ 僕の航海の目的は、一人でも多くの人を幸せにすることです。
    ⒎ 失敗した人は才能を理由に挙げる。成功した人は情熱を理由に挙げる。
    ⒏ 私はあなたにこの手紙を書くために十年間この仕事を続けてきた。

  • 「手紙屋」ってタイトルなんかいいなって思って手に取った一冊。初めて読んだ喜多川泰さんの作品でしたが、一気にファンになりました。

    喜多川さんの本はどれも読みやすくて、考えさせられる内容なのでレビューが良いのも納得です。

    頭の中の「天秤」という話が印象的でした。

  • 就活中の大学生が、手紙屋との文通を通して自分自身の将来について考えるお話。
    「最短ルートが最良ルートではない」自分の思い描く夢に向かって、別に寄り道してもいいんだなと思った。大事なのは目の前のことに一生懸命に取り組むこと。
    就活生だけでなく、社会人にもおすすめ。

  • 素晴らしい「一冊」に出逢ってしまった。サラリーマン人生15年の自分がここまで揺さぶられるとは。この本は自分からプレゼントしても良いから沢山の人に読んでもらいたい。出逢えて良かったと心から思えた。

    【内容紹介】
    就職活動に出遅れ、将来を思い悩む大学四年生の「僕」は、とあるカフェで奇妙な広告と出会う。その名も『手紙屋』。10通の手紙をやりとりすれば、夢を実現させてくれるというのだが。主人公といっしょに働くことの意味を見つめ直す本。自分らしく生きたいあなたへ、明日を変える10の教え。

    【忘れたくない言葉たち】
    「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています」

    「相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している」

    相手がどのような人かを判断してから、○○な人という称号を与えるのではなく、相手にこうなってほしい、こういう人でいてほしい、という称号を初めに与えてしまう。

    「この人のすごいところはどこだろう」ということを考えて、それを感じたときには口にする。

    人間は自分の居場所、所属する集団がなくなるのを極端に怖がる動物。

    法律上の人間である法人も、私たち人間も最低限、これらのことができなければ、その人生は終わってしまう。
    「多くの人から長期間にわたって必要とされ続けること」「収入内の生活をすること」

    素晴らしい人生を送るために必要なこと。それは「今、目の前にあるものに全力を注いで生きる」こと。

    人生という大海原に漕ぎ出すときに、その船が誰のものであるか、自分が船長か船員か、船は大きいか小さいかなんて、実はどうでもいい。大事なのは、その船が何を目的として航海をするか、だ。

    「止まっている人は、止まり続けようとする。動いている人は、動き続けようとする。」

    才能とはあらかじめあるものではなく、自らの努力で開花させるもの。そして、才能を開花させるものは、開花させようとする「情熱」。

  • まず、この本に出てくる『書楽』という一見、普通の喫茶店だけど、提供しているのがコーヒーだけじゃなくて、書斎という空間、一人で思い思いの時間を費やせるという場所の提供。
    こういうのあったらいいよね~って思う喫茶店でした。

    そしてタイトルにもなっている『手紙屋』というビジネス?これもすごく魅力的なシステムでした。

    また、喜多川泰さんの著書は、自分が今読んでない小説のジャンルを少し加えてあるので、実世界と少し違った物語風な世界が味わえるから、他の作品も読みたくなる。

    内容は、評就職活動中の主人公が『書楽』で出会った『手紙屋』という十通の手紙のやり取りをするというシステムで文通しながら、成長していく自己啓発本。

    仕事に対する考え方、働くということに対する考え方、目標や夢に対する考え方など、人生の岐路である就職活動という時期にはピッタリの一冊。

    繰り返し読むリストに入りました。

  • 大学卒業を控えて、就職活動に励む西山諒太。彼は将来のやりたいことがわからず、就職活動へ真剣に取り組めないことを悩んでいた。そんなモヤモヤを抱え、諒太はなじみのカフェで「手紙屋」の存在を知る。手紙屋は、10通の手紙をやりとりしながら、相手の人生に助言を与え、夢を叶えることを手助けする。しかも、そのお礼は相手が決めてくれていい。

    興味を持った諒太は就職活動の悩みを手紙で告白してみる。

    宗教やネットワークビジネスのうさん臭さを感じなくもないが、現代の大人向け童話と考えて読んでみれば、良いことを書いている。

    自分でどうにもしがたい境遇におちいる人の多くは他力を当てにしている。目の前のことに全力を尽くすことで成功は約束される。夢を叶えた人は自分の才能を理由にはしない。などなど、シューカツ生でなくても心に刺さるメッセージばかりだ。

    ラストの手紙屋の正体についての謎解きは無理がありすぎて、蛇足にしか思えなかった。が、手紙屋からのアドバイスは人生の困難にぶつかるたびに読み返したい。

  • 4.2
    若いうちにこの本に出会いたかった。
    そのくらい良い内容でした。
    今の私にはさすがに遅すぎるけど、自分の子供には勧めたい本です。
    人のために勉強を頑張る。自分が何かの役にたつかも知れないのに、勉強しなかった事で役に立つ事で恩恵に与れる人の機会が失われるというニュアンスのことが書かれています、これは若くなくても何時でも言える事と思います。
    仕事を頑張る気力をもらいました。

  • 最高の本でした…どう生きたら良いか、キャリアを形成すべきか迷っていたのですが、思考がクリアになった気がします。

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著者プロフィール

1970年、東京都生まれ。
愛媛県西条市に育つ。
東京学芸大学卒業。
1998年、横浜市に学習塾「聡明舎」を創立。人間的成長を重視したまったく新しい塾として地域で話題となる。
2005年に『賢者の書』(ディスカバー・トゥエンティワン)を出版し、作家としても活動をスタートする。2作目となる『君と会えたから……』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は9万部を超えるベストセラーとなった。
その後も、『「手紙屋」 僕の就職活動を変えた十通の手紙』『「手紙屋」蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「福」に憑かれた男』(総合法令出版)、『心晴日和』(幻冬舎)など次々に作品を発表する。2010年に出版された『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』(サンマーク出版)は12万部を突破するベストセラーとなった。同作は映画化され2013年9月に全国公開となり、2014年9月からは台湾でも劇場公開された。

「2015年 『書斎の鍵 父が遺した「人生の奇跡」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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