- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596023
感想・レビュー・書評
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珠玉の格言集。アランの英知の結晶が、綺羅星のごとき輝きをもつ。こういう場合、私の稚拙な解説よりも抜粋のほうが、本書を説明できると思うので、そうする。「想像力はなにもつくりだすことができない。なにかをつくりだすのは、行動である」「本物の音楽家とは音楽を楽しむためのことであり、本物の政治家とは政治を楽しむ人のことである。そして、楽しむのは能力のある証拠だ」「ミケランジェロのような人間をわたしがすばらしいと思うのは、あれだけの天賦の才能がありながら、安楽な人生をわざわざ困難なものにする、その強烈な意思である」「行動のない楽しみよりはいっそのこと、行動のある困難のほうを選ぶ」「優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものである」 すべての人類に読んでほしい。
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ホテルのライブラリーで。
たまたま手に取った1冊
1泊2日で2章残したがほぼ読破
残りは近いうちに読みたい
人生をとことん楽しむ
友情に幸せを感じる─ などなど
当たり前すぎて忘れていることを
思い出させてくれる
違う視点での捉え方も覚えておきたい
❅:*.。2017′5.24 読了 。.*:❅
読み残した不安と感情について、仕事についての2章を読み終えた後に改めて全体をサラッと読み直し
「自分がそう望むのなら、黒猫もよい前兆である」
なんにでも喜びを見出しなさいということだけではなく、心から希望を持てばあらゆることが幸せの源になる。と言うことだ -
19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの哲学者、アランの名著「幸福論」。
その幸福論の中から仕事や幸せ等、テーマ別に編集したものが本書、「アランの幸福論」だと思われる。
趙訳ニーチェの言葉がベストセラーになったからか、明らかにそれに似た雰囲気になっている。
個人的には特に衝撃的な内容はなかった。
この書籍の元となった「幸福論」は世界的名著なので、読むならそちらを読むほうが賢明だと思われる。 -
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私達は
感情=幻想
に惑わされている。
感情で口論してる時は、
『今は動揺してて、
きちんと考えられないし
正しい判断もできない』
と、言おう。 -
寝る前に読むと穏やかな気持ちになれる。
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多分読むタイミングによって感想が変わる一冊
惹かれた言葉はなかったが言語化できない何かが得られた気がした -
5/22
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シンプルな言葉でスッと心に入ってくる。
当たり前のようなことが書かれてはいるが、本当に大切なことばかり。
実践してみようと思える心のあり方がたくさんあった。
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