アランの幸福論

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007年12月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784887596023

みんなの感想まとめ

幸福についての深い洞察が詰まった本書は、アランの考え方を通じて、人生の楽しみや友情の大切さを再認識させてくれます。珠玉の格言が並び、心に響く言葉が多く、特に「行動のある困難を選ぶこと」や「楽しむことが...

感想・レビュー・書評

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  • 哲学者が書いた哲学書かと思って、手に取ったら、哲学というよりも、ちょっといいこと書いてある本だった。

    Xでいいことつぶやいていたら、本を出版しちゃいましたって感じでしょうか。

    「アラン」はペンネームというのもXっぽい。

    もしかしたら、原文はもっと哲学的だけれど、この本がX的な編集しているのかもしれない。

    チャットGPTに「アラン」について聞いてみたら、「普通を極めた天才」らしい。それは、褒めてるってことでいいのかな。

    【チャットGPTから一部抜粋】
    アランは「普通を極めた天才」。
    彼の本は、読むたびに“あたりまえ”がちょっと輝く。

    アランの『幸福論』は、「幸せになりたい」と願うよりも、「幸せに生きよう」と行動を選ぶことをすすめる哲学です。

    幸福は“結果”ではなく、“日々の態度”なのです。

  • 息子へ)
    数週間前、「ラッセル幸福論」を読んだ。幸福についての理屈が書かれていた。
    一方で本書、「アランの幸福論」。
    これはアランの「幸福論」の名言を抜き出したダイジェスト本。おそらく原書は、幸福の理屈が書かれていると想像する。本書には、幸福についての理屈はさておき、幸せに生きるための方法論、人生の処世術が書かれてある。

    幸せに理屈をつけないほうが良いようで、本書のような方法論だけを抜き出した本のほうが、感銘を受けたし、有用な言葉をいっぱい受け取ることができた。

    たっぷり紹介したい。
    ・悲しみは病気の一種にすぎないから、理屈や説明をあれこれ考えずに、病気と思ってがまんしよう。
     ⇒風邪や腹痛たは、ほっとけば治る。不安や憂鬱、悲しみも同じ。ほっとけば治る。
    ・悪いことを想像してしまうときは、行動する。遠くに目をやる。
    ・感情をコントロールしようとしない。態度をコントロールする。
    ・笑顔でいる。幸福を演じる。
    ・過去と未来が存在するのは、人がそれについて考えるときだけ。現在に専念する。
    ・考えることはたしかに楽しい。たが、考える楽しみは、決断する技術があって初めて成り立つ。
    ・憎まれ口を笑いとばす。悪口を相手にしない。
    ・仕事は唯一の楽しいことであり、それだけで完全な満足感が得られるのは仕事しかない。ここで言っているのは、自分で自由に選んだやりたい仕事のことであり、自分の能力を発揮するだけではなく、そこからまた新しい能力が生まれるような仕事のこと。
    ・上機嫌療法。上機嫌でいる訓練をする。
     いやな感情が発生しても、それを上機嫌でいるための訓練の機会と考える。
    ・上機嫌の種をまく。自分が上機嫌でいると他人も上機嫌になる。
    ・同じことを絶対に考えなおさない。方法は2つ。
     ・目に入るものを全身に浴びて感じる。
     ・結果から原因へさかのぼる。
    ・悲観主義は感情からくるもの、楽観主義は意志からくるもの。感情は、決まって悪いもの。だから幸せは意志と克己心から生まれる。
    ・楽観主義は誓いを必要とする。
     悲しくなるような考えは全て間違った考えであると思うべし。幸せになるには、「幸せになると誓う」のだ。

    以上、十数個紹介したが、本書の名言は200個で構成されている。お父さんの紹介名言に興味をもったのなら、是非、本書を読んで200個の名言を仕入れて欲しい。

    (お父さんの本の買い方)
    BOOKOFF \105
    (読め、もしくは、読むな)
    必ず読め!
    (君が・・・歳のころに)
    幸せってなんだろう?と感じたとき。
    人生に悩んでいるとき。


  • 幸福に関する三代著書とも言えるアランの考え方は、すんなりと浸透するものでした。

  • 珠玉の格言集。アランの英知の結晶が、綺羅星のごとき輝きをもつ。こういう場合、私の稚拙な解説よりも抜粋のほうが、本書を説明できると思うので、そうする。「想像力はなにもつくりだすことができない。なにかをつくりだすのは、行動である」「本物の音楽家とは音楽を楽しむためのことであり、本物の政治家とは政治を楽しむ人のことである。そして、楽しむのは能力のある証拠だ」「ミケランジェロのような人間をわたしがすばらしいと思うのは、あれだけの天賦の才能がありながら、安楽な人生をわざわざ困難なものにする、その強烈な意思である」「行動のない楽しみよりはいっそのこと、行動のある困難のほうを選ぶ」「優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものである」 すべての人類に読んでほしい。

  • ホテルのライブラリーで。

    たまたま手に取った1冊
    1泊2日で2章残したがほぼ読破

    残りは近いうちに読みたい

    人生をとことん楽しむ
    友情に幸せを感じる─ などなど

    当たり前すぎて忘れていることを
    思い出させてくれる
    違う視点での捉え方も覚えておきたい


    ❅:*.。2017′5.24 読了 。.*:❅

    読み残した不安と感情について、仕事についての2章を読み終えた後に改めて全体をサラッと読み直し


    「自分がそう望むのなら、黒猫もよい前兆である」
    なんにでも喜びを見出しなさいということだけではなく、心から希望を持てばあらゆることが幸せの源になる。と言うことだ

  • 19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの哲学者、アランの名著「幸福論」。

    その幸福論の中から仕事や幸せ等、テーマ別に編集したものが本書、「アランの幸福論」だと思われる。

    趙訳ニーチェの言葉がベストセラーになったからか、明らかにそれに似た雰囲気になっている。

    個人的には特に衝撃的な内容はなかった。
    この書籍の元となった「幸福論」は世界的名著なので、読むならそちらを読むほうが賢明だと思われる。

  • 駆け足でものごとを見ない、全速力で旅行をしても思い出が増えることはないというフレーズが印象に残った。ものごとをよく見るということが身に付けば、当たり前の日常が今よりも色づいて見えるようになる。
    現状を大きく変えるというより、それぞれの日常を大切にして少しずつ成長していくことが本書で伝えたいことなのかなと思った。

  • 一気に読んでしまったけど
    じっくり味わって読みたい
    はじめに、であったように次は岩波の幸福論を

  •  全速力で旅行して回る人は旅が終わる頃になっても、旅を始めた頃とくらべて思い出がたくさん増えているということは滅多にない。っていう文章が印象に残った。自己啓発本は必ず一つは自分に刺さることが書かれているなと思う。次の旅行はもっとのんびり行こう。

  • 『アランの幸福論』は、幸福についての哲学的な論考であり、幸福の真の意味を探求する内容となっています。著者のアランは、幸福は人間が自分自身を越え、他者との関係を築くことで得られるものだと考えます。また、幸福は個人的な快楽や物質的な豊かさとは異なるとし、精神的な豊かさや社会的な関係性が重要だと主張しています。私たちが幸福を感じるためには、自分自身と他者との関係を大切にし、自己実現や社会貢献などの目的を持って生きることが必要だと思います。本書は、人生の価値や目的について考えるきっかけを与えてくれる良書だと感じました。

    行動のない楽しみよりもいっそのこと行動のある困難を選ぶことについて考えてみた。

    行動のない楽しみというのは、例えばゲームやテレビを見ることなど、手軽に楽しめるものを指すかもしれません。しかし、それらは一時的な快楽に過ぎず、長期的な満足感は得られません。一方、行動のある困難を選ぶことで、自分自身を成長させることができ、達成感や充実感を得られます。また、困難を克服することで自信や自己肯定感が高まり、将来的な成功にもつながるかもしれません。ですから、時には自分が苦手とすることや不安を感じることにチャレンジすることが、自己成長のためには必要かもしれません。

    優柔不断はあらゆる不道徳のなかで最悪のものであるについて考えてみた。

    優柔不断とは、決断力が欠如し、物事を決められない状態を指します。これは、周りの人々や状況に影響されやすく、自分自身の判断力や自己決定力が低下していることを示します。優柔不断に陥ることで、大切な機会を逃したり、自分自身や周りの人々を不幸にしてしまうこともあります。また、優柔不断は、自分自身や周りの人々に対する責任を回避するために行われることもあり、道徳的にも問題があります。決断をしないことで、自分自身や周りの人々を危険にさらし、不利益を与えてしまうこともあるため、優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものと言えるかもしれません。

    「自分自身の内面の変化を通じて、幸福を見つけ出すことができる」何事も考え方次第。

  • 読みやすいし詩のような感覚で見ていけるし、言葉もわかりやすい

  • 200のアランの言葉の抜粋。「幸せ考え方次第」「上機嫌でいる事の大切さ」が心に残った。岩波の完全版も読んでみたくなった。

  • 私達は

    感情=幻想

    に惑わされている。

    感情で口論してる時は、

    『今は動揺してて、
     きちんと考えられないし
     正しい判断もできない』

    と、言おう。

  • 寝る前に読むと穏やかな気持ちになれる。

  • アランはペンネーム
    世界の三台幸福論、アラン、ヒルティ、ラッセル

    不安は飲み込まず吐き出す。
    病気の真似事ではなく健康の真似事をする=想像力の力
    感情ではなく態度をコントロールする。感情を追い払うことはできないが、態度は変えられる。
    自分を役者と捉える。うれしいときも悲しいときも。
    その場にふさわしい行動をする。態度と行動は自分で変えられる。
    済んだことは後悔しない。「後悔は罪である」スピノザ

    寒さに負けない方法は、寒さを喜ぶこと。喜びをもって生きる。
    過去をあてにしない。もっと~しておけば、は怠け者の言い訳。今すればいいのだから。
    人は運命の袋を背負って生きている。袋の中には、それについて回る運命が入っている。
    進んで行動する=困難を進んで受けて立つと幸福になる。
    微笑む。どんな状態も喜んで見せる。
    礼儀正しさを学ぶ。礼儀とは習慣。学んで身に着けること。
    希望を抱く前に、始める。始めなければ希望も起きない。
    駆け足で物事を見ない。みんな同じ景色に見えてしまう。
    不幸になることは簡単、幸せになることは難しい。だから努力する。
    幸せの一つの秘訣は、不機嫌を気に留めないこと。
    まずこちらがほほ笑む。
    幸せになると決意する。すぐに幸せになれる。
    自分の不幸を話さない。

  • 多分読むタイミングによって感想が変わる一冊
    惹かれた言葉はなかったが言語化できない何かが得られた気がした

  • 5/22

  • シンプルな言葉でスッと心に入ってくる。
    当たり前のようなことが書かれてはいるが、本当に大切なことばかり。
    実践してみようと思える心のあり方がたくさんあった。

  • こういう類の本は読めないと思っていたけれど、割と素直にするすると読める。

    前半はあまり納得できなかったが(と言いつつ結構付箋は貼っていたけれど)、徐々に上手く自分に当てはめることができるようになっていく。

    全体を通して思ったことは「動け」かな。
    Don’t think, don’t feel, just do it.
    納得。

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著者プロフィール

1868-1951。本名Emile Auguste Chartier。ノルマンディーに生れ、ミシュレのリセ時代に哲学者J・ラニョーの講義を通して、スピノザ、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル等を学ぶ。エコール・ノルマル卒業後、ルーアン、アンリ4世校などのリセで65歳まで教育に携る。ルーアン時代に「ラ・デペーシュ・ド・ルーアン」紙に「日曜日のプロポ」を書きはじめたのが、彼のプロポ(語録)形式の初めである。アランの人と著書については、アンドレ・モーロワの『アラン』(佐貫健訳、みすず書房、1964)に詳しい。邦訳されたものとして、『定義集』(森有正訳、1988)、『デカルト』(桑原武夫・野田又夫訳、1971)『プロポ』1・2(山崎庸一郎訳、2000、2003)『アラン 芸術について』(山崎庸一郎編訳、2004)『小さな哲学史』(橋本由美子訳、2008、いずれもみすず書房)などがある。

「2019年 『定義集 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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