最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596115

感想・レビュー・書評

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  • この本読んで
    本当に家の会社は【仕組みが無いな】と思った

    自分の悩みは、社長の後輩(No.2)が
    ビックリするくらい地頭が悪いって事
    定時過ぎてからまだ仕事してたり(明らかに時間を気にしていないだけの…)
    なんなら定時過ぎに急に作業場からいなくなり事務所に行って中の仕事するが…誰にも指示など出さないため…他の社員は残業することになり、もちろん目的もなく、人件費も気にしていない…

    残業する場合はホワイトボードに【今日何時まで】といつの間にか書いてあるだけで、社員は定時にそれにきづいたりする

    ちなみに、いらない情報は無駄にグループLINEに送ってくるし、グループLINEをあり得ない数作成し…何処に何を送ってるか理解もしていない…でも残業などは【口で伝達しない】【ホワイトボードに一方的に書く】を徹底

    つまり彼の中でルールもなく…
    社員の扱いも、一人一人違うから不公平になり
    仕事を第一に考える社員はドライに…
    アルバイト感覚のゲームやギャンブル好きの定時に帰りたい【会社の業務等、終了など気にしない】社員には、休みや…早退させるなど謎の手厚い配慮…

    複雑に考えられない人なのに
    シンプルに考えられない
    自分の判断や発言がどう物事に繋がるかわかってない

    ぁぁ…疲れるなぁ

  • 言っていることは押し並べて首肯。ですが、既知の情報だったかなという印象。

    To doリストのなんでも書き出す、ファイルは階層を深くしない・なんでも放り込む「その他」ファイルを用意する、属人的な仕事から誰でも均一にこなせるチェックシートの作成、メールはすぐ返信・24時間で決着などなど。

    すでに古典の装いがありますが、こういったマインドを現在のツールで運用する最新の書籍に当たりたくなりましたね。昨今はアプリやらなんらや充実していると聞いてますので。(置いてかれている自分が悲しみ)

    申し添えておきますが、これを個人でも組織でも体現できているかと言われればまだまだ至らないところばかりだと自省しております。やはり基本ではあるが、中々仕組み化するのは難しいから常にトライしていこうと襟を正す所存。

  • この本の「仕組み」の定義は、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」。「仕組み」が作れれば、誰かにやらせて、自分は別の仕事ができるって話。
    「仕組み」を作るために、作業はチェックシートにして、何も考えなくても行えるようにする。チェックシートにするのは良いんだけど、何も考えなくてもって考えが、自分としてはとても嫌だ。何も考えられない人間が出来上がるし、それならマシンの方がいい。仕組みを使う側の人間は優秀でないというレッテルを貼る感じも嫌だ。
    仕組みを作った上で、考えて動ける、優秀な人間を育てたいな。

  • 明日から使えるノウハウ
    自分の仕事にこう当てはめようと考えながら読むと面白かった

  • <概要>
    筆者が考える仕組みとは「誰がいつ、何度やっても同じ成果が出せるシステム」のこと。
    本書では仕事の属人性を排して、なるべく定型化することで自分の生産性を極限まであげようとしているかがかかれている。
    ポイントとして仕事は主に考える系の仕事・・日常の2割に労力を使い、残りの8割は仕組み化することで頭を使わずにいい意味で楽をしておわらせようというもの。

    最初のうち面倒くさくても仕組み化を取り入れることで生産性を向上させ、考える系の仕事や他のことに時間を使うことができるようになる。

    またコミュニケーションにも仕組み化を取り入れることが大切であり、仕組み自体を続けるためには?といったことや仕組み化の意図についても書かれている。

    <向く人・状況/向かない人・状況>
    向く人 ・状況
    ・残業続きで疲れており、仕事の生産性を向上させ、早く帰りたい
    ・ルーチン業務の見直しをしたい
    ・部下によって仕事の差が大きく、品質をある程度統一させたい管理職
    ・日常業務でケアレスミスが多い人

    向かない人・状況
    ・定型業務がほとんどない、少ない
    ・効率が業務において求められない人

    <感想>
    仕組み化を具体的に定義しているため、日常業務への応用が比較的イメージしやすい。
    仕組み化→ドキュメント化、テンプレート化、チェックリスト化と言い換えてもいいだろう。
    要するにいかに頭の中でやっていた作業を「形式知」にすることだと思う。
    その段階で「楽をすることにこだわる」「判断を入れない」「学生アルバイトでもできるように細かい手順に落とし込む」といった視点が大切。

    「考えない」というのはいかに労力をかけずに
    作業者がわかるかということ。

    メールの書き方などにもその点が書かれており、
    箇条書きなどで要点をまとめているほうが文章
    よりもわかりやすいのは確か。

    ミスやトラブルがあったときにも叱責などをするのではなく、失敗の原因究明→再発防止→仕組み化
    とすることで失敗を「資産化」することができる

    またP86~87の体験入学のチェックリストとタイムスケジュールは圧巻。
    ここまでやらないと仕組み化とは言えない。繰り返すが、学生アルバイトに任せてもばらつきが
    でないことが大切である。

    また仕組みを考える時点で自分の思考を整理することに繋がる。

    <読後活用できそうなことは?>
    言語化されていない部分でのテンプレート化、チェックリスト化を徹底的に行うこと。
    自分の業務は非常にこの要素が強いので生産性向上に大いに役立つことは間違いない。
    また日常業務でミスがあった部分に関しては明文化することで仕組み化し、再発防止に努める。

    <詳細な採点基準>
    個人的採点(5段階で)
    読みやすさ・・・・5
    (一般的なビジネス書らしく3時間程度で読める。)

    オリジナリティ・・ 3.5
    (考え方自体はベーシックだと思う。)

    理論的背景・・・・ 4
    (筆者の体験談と検証がメインだが多角的な視点から仕組みを見直している。)

    とりくみやさ・・・4.5
    (1つ1つのテンプレートやチェックリストなどから取り入れていくとイイと思う。)

  • 読了日:2013年4月13日

    ■内容
    ・「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のこと
    ・目の前の仕事に追われ、今ある業務をまわすだけで一杯になっていては、新しい仕事を生み出すことはできない。
    ・「仕組み」をつくることによって、仕事は、単調な日々の繰り返しから次のステージへ進むことが可能となる。
    ・「作業系」の仕事(頭を使わないで処理できる仕事)こそ「仕組み」づくりが有効です。
    ・優秀な人にたくさんの仕事をさせてしまうと最も大切な能力「新しいものを生み出す能力」が発揮されなくなる。優秀な人には「自由な時間」を与えるほど効率がよい。
    ・ビジネスの世界で上を目指しているひとは、「作業系」の仕事は「仕組み」を徹底してつくることで効率化させたり、人に任せたりしている。
    ・成功体験を「仕組み化」し、つどゼロから始める無駄をなくす。
    ・「考えなくてもいいこと」にわざわざ頭を使う必要はない。
    ・「労働時間=業績」からの脱却
    ・「ここで仕組みをつくっておくことで、後でどれだけ楽できるか」を考える。
    ・「忙しい」=「これ以上は何もできない」と自分の限界を引き下げるのは問題。
    ・限られた時間の中で、いかに成果を出すかを突き詰めて追求する。
    ・上司が部下にすべきことは、部下やチーム全体が働きやすくなるための「仕組み」づくり。
    ・出来る人、仕事を効率よくこないしているビジネスマンは、自分の仕事に「仕組み」を作っている人だから、その「仕組み」を真似すれば出来るようになる。
    ・問題が発生したら、まず「仕組み」を見直す。
    ・続けるだけで9割のことはうまくいく。
    ・特別な才能のない人でも、そのとおりにやれば、ある程度の結果が出せることが「仕組み」のポイント。
    ・「意志の力」ではなく「仕組みの力」で自分を動かす。
    ・記憶力に頼らない。
    ・チェックシートは「TO DO」と「詳細」に分ける。「詳細」欄に具体的な行動内容や関連URLを示す。
    ・できるだけ細かい手順に落とし込む。
    ・その場の判断に頼るTO DOは極力減らさないと手が止まってしまう為、減らす。
    ・社員のIQや労働時間を5倍に増やすのはまず不可能だが、スピードならやり方次第で5倍にできる。
    ・メンテナンスが簡単にできることが「仕組み」を仕事に定着させるために必要な条件。
    ・データは一元管理する。一箇所に集約することで、自分の頭で記憶しないですむ。検索するであろう単語をいれたファイル名をつけて保存したらファイル名もファイルをいれた場所も忘れて大丈夫。
    ・優先順位をつけずに楽にできそうな「作業系」タスクから順番に片付けていく。仕事の判断基準は「重要度」ではなく「処理時間」
    ・メールを返信する際には5秒以内に返す。未完了のまま何日もメールを放置してはいけない。
    ・メールは20行以内にまとめる。
    ・メールは選択肢を2つ以上用意する。
    ・情報が向こうからやってくる「仕組み」をつくること・
    ・「楽すること」にこだわる。
    ・シンプルに考える。
    ・わからないことは聞く。
    ・自分の時間を時給で判断する。
    ・うまくいっている人の真似をする。
    ・自分を「型」にはめる。
    ・「仕組み化」は将来の自分の仕事や時間を買うもの。
    ・「仕組み」づくりの第一歩はまず書き出すこと
    ・自分のお金も「仕組み化」することで簡単にたまる。

  • ・目的
    考える習慣がついた事で作業系の仕事も一から考えてしまっている結果、時間を非効率に使っている。これまでは自分の能力向上のために無駄な時間も使っていたが、自身の作業系の仕事を見直して仕事の生産性を上げるため本書を読む

    ・目的の到達度合い
    作業系と考える系の仕事に分けて、作業系の仕事を仕組み化する有用性を再度認識できた。コミュニケーションも仕組みにできるという点を気づけたのは大きい。

    ・サマリー
    仕組み仕事術とは、意思・能力・記憶に頼らない事をルールとしている。誰がやっても成果を出せるというものだ。仕事は作業系と考える系に分別でき、作業系の仕事に仕組みを設けて誰がやっても成果が出せるようにする。また、仕組みを設ける事で、考える時間を必要としないため、仕事を早く終える事ができ、その浮いた時間を考える仕事に充てる事ができる。

    ・ネクストアクション
    自分のタスクを誰がやっても同じ成果が実現できるように準備をしておく。自身のタスクを棚卸しして、作業系のタスクについて仕組みを設ける。また、仕事もコミュニケーションも型を作成して効率化できる事がおおい。例えば、企画書の作成もフォーマットで誰がやってもある程度の質が担保できるようになる。コミュニケーションも現在の訓練中の型を覚えれば、効率もあがるなど。

  • レバレッジ仕事術に、似ている点も多いけど、参考になるポイントは沢山あったな!あとは、実行あるのみ(笑)


  • 時間を有効に使えていないと自覚している自分にとって、考え方を改めさせられた良本。
    気づき
    できるビジネスマンとは
    1.高い能力を身につけていること
    2.そせて、それを「仕組み」にすることができること

    「他人の能力」を信頼してまかせられるようになることこそが、人を動かす立場にあるビジネにとって必要なスキル

    上司が部下に、そしてチームに対してやるべきことは、まず部下やチーム全体が働きやすくなるための「仕組み」づくり

  • 感想
    自分から仕事を切り離す。勇気が必要だが会社全体のために必要。その後どのように管理すれば良いか。共有し確認し改善する。常に目を光らせる。

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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