- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596160
感想・レビュー・書評
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■心理学
①劣等感が人生の目標を決める。
②フォローイング・スキル:相手が自然に話せるように手助けする技術。
③パラフレージング:相手の本質を、聞き手自身の言葉で簡潔にまとめた応答
④自分の人生をコントロールできる人は理性的な生き方をしている。
⑤自己評価が高い人は、客観的事実に基づいて行動する。現実にうまく適応し、いつも自分に忠実に生きようと努める。逆に、自己評価が低い人は、自分のために生きているとは言えない。それどころか、他人の期待や条件や価値観を満足させるために生きている。
⑥うつ病は、絶え間なくネガティブな思考を続けた結果である。
⑦苦悩や運命を意識的に受容すれば、最高の業績に転換できる。
⑧クライアント中心療法:クライアントを「治そう」とするよりも、むしろ彼らの話に無条件に耳を傾けること重きを置いた療法。
⑨甘いスナックを食べた後は一時的に気分がよくなるが、1時間か2時間もすると、エネルギーが低下し緊張が高まって「期待外れ」の結果になる。糖分を多量に摂取すると、エネルギーが奪われて甘いお菓子がさらに欲しくなるので悪循環に陥る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
100年の歴史を辿る心理学の世界をつまみ食い。
近年は脳科学発展により科学的根拠を持って説明される分野になってきた。
しかし、その礎となる考え方は歴史が示したものであり、
今でも考察の対象となっている。
その回答と疑問を自己に当てはめて考えるのに要約された本書はヒントになる。
個人的にはこの手の話の復習として網羅として読めてお得だった。 -
簡潔かつ的確にまとめられている良いブックガイド。私がこれまで学んできた心理学がいかに限られた分野に過ぎないかが分かった。心理学がいかにして自己啓発書をカルト紛いに結び付くかも理解できた。
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心理学本のエッセンス本。古典から近代実用書まで。短い引用と、要点、著者の説明、関連する考え方が記載されている。
気になる本のところからランダムに読んでいったが、通読でも楽しめる。この本があれば読んだ気になるという売りだが読みたくもなる。 -
紹介されている本の「読んだフリ」ができるくらいには要約が秀逸。何より、読んでいて楽しいというか、心理学の面白さが再確認できる。
が、科学的な手法を踏まえた本とそうでない本が混ざっているのはややいただけない。読者が区別できるような書き方をしてほしかったな。 -
「聞いたことがある」本から「知っておかなきゃ」な名著まで。エッセンスが抜粋されているので、興味が広がります。
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著者が心理学者ではないため、各項目のコメントは通俗的な感想といった印象を受けますが、心理学の各分野のおさらいには良い本だと思います。学派や好みの偏りはあまり無いようで、大学の心理学関係の講義では出てこないような本もけっこう紹介されています。超心理学とまではいかないけれど、科学的である事にあまりこだわっていない印象があり、ビジネス書・啓発書としても読めそうです。
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心理学の名著と呼ばれる作品のおおまかな内容をひたすら紹介している、という本。
読み終えるのにとても骨が折れる。
心理学ってどんな研究してるの?みたいな素朴な疑問をもった人にはおすすめかもしれない。 -
いわゆる心理学の必読書からポピュラー心理学と呼ばれるものまで幅広くカバーしている。それぞれが浅くなるのは構成上否めないが、基本的には素晴らしい出来。心理学に興味がある人も、あるいはある程度学んだ人も。特に、心理学にどっぷり浸かってポピュラー心理学から離れた人には、ポピュラー心理学の魅力(と取り扱い方)を再び認識出来るようになるかもしれない。
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心理学の様々な本をつまみ食いできる本でした。
それぞれの著者の人生や、その本が書かれた背景等にも触れられていたため、歴史的な流れとともにどういう理論が出て来たのか、ということもある程度理解できて、非常に興味深かったです。
ただ、無理やり短くまとめていることと、それを更に日本語訳していることで、よくわからないところもありました。しかたない事だと思いますが。
いくつか、関連する本を改めて注文してしまいました・・・。どんどん本が溜まって行く・・・。