ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008年2月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596214
感想・レビュー・書評
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普段見かける膨大な量の数字をどのように見るべきであるのか、見た先に何を考えるべきか、それをどう紐付けて行動に移すべきなのか、多くのヒントが与えられていると思います。
よくあるHowTo本と違うのは、読み終わったあとにし肯定しする事が出来ない事だと思います。行動して考えて考えて行動した先に、この本で書かれている数字の扱い方が身につくのではと思いました。
しかし、膨大な数字が目に浮かぶ中で、何が必要かは自分で考えないといけないとも感じました。そのヒントがあればなお嬉しかったのですが、僕の読解力では見当たりませんでした。。。
これから何度か読んで糧にしたいと思える1冊です、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数字に対する感性が無いひとにおすすめの一冊。
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分かり易さと内容の充実で個人的に好きな小宮一慶さんの本.本書ではビジネスマンとして知っておくべき数字とその活用方法(=「数字力」)を紹介している.
筆者は数字力を①「把握力」,②「具体化力」,③「目標達成力」という3つの力で捉えている.①の「把握力」は,様々な指標の定義・意味や実際の数字を正確に知っていること.②の「具体化力」は,知っている数字の間での相関関係を知っている,または推論できること.③の「目標達成力」は自身の目標を数字で設定し,把握している数字を基に進捗把握,軌道修正など目標を適切に管理して成果に結び付けること.
個人的にこの本の中で一番参考になったのは定点観測.日々,自身にとって重要な数字をチェックすることである.日経の月曜日の朝刊にある景気指標にマクロの経済数字が掲載されていることを紹介している.また押さえておきたい数字についても巻末の付録にて紹介している.
数字力を高めるための演習等々も多数収録されている.日経新聞やPCを片手にじっくり読みたい本.さっと読めてしまうが,読み流してしまうのはもったいない. -
数字に振り回されない事が大切だと言うけど、具体的にどうすればいいの?の答えがわかる本。
ビジネスで役立つ数字を意識した想像力、推測力の身に着け方を説明している。
物事を数値化する事で、現状と目標のギャップを明確にし、目標到達までの道筋を描くことが出来る。
逆に言うと、数値を意識しないで行動しても、本当の意味での目標には到達しないと言う事を示していると感じた。
筆者が勧める数字力を鍛える5つの習慣
・主な数字を覚える
・定点観測をする
・仮説を立てて部分から全体の数字を推測する
・数字を関連付けて読む
・常に数字で考える
また数字力を鍛える方法として、仮説を考える事を奨励している。
これは仮説の当たり外れではなく、仮説を作ること自体が大切で、具体化→仮説→推論→検証をすることで、総合力向上を図っている。
自分も期限と数値を決めて目標を見直そうと思う一冊。 -
トイレと風呂で読了。面白いです。勉強になります。特に経済指標や一般的な数字を結びつけて考えるところ、私にはない視点でした。
あと、トイレや風呂で読めるような平易な言葉で、この内容を語る文章力、構成力も凄い。 -
この本は読みやすくて短時間で読めてルールもシンプルで実践しやすいところが良かったと思う。ただ期待していたほどは読んで参考にならなかったかな。
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割と普段から行っていることが多く、新しい発見は無かった。
おさえておくべき数字はある程度きっちり調べ、定期的に更新しておくことについては、もう少し意識的にやってみようと思う。 -
日経新聞の読み方から続き、読んだ一冊。
常日頃から数字を意識し、物事を具体化するという点が非常に参考になった。 -
会計学の本かと思って読んでなかったけど「発見力養成講座」よりも役立った。
特に数値化=具体化というのは目から鱗だった。もっと早く読んでおけばよかったなぁ。