- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596221
感想・レビュー・書評
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気持ちいいくらいズバッとそして分かりやすく、本質をついたことを言っていると思う。
特に、仲のいい夫婦(子どもと算数)の邪魔をする姑(親)の例え話が面白かった。
子どもが小学校にあがる前に読めて良かった。
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はっきりとした物言いで読んでいて気持ちがいい。また説得力もあり、子育ての参考になった。
子供を信じて見守る勇気が必要と感じた。 -
独自の理論がいいです。
これを読むとまた子どもへの
接し方が変わりきがします。 -
恩師を思い出した。恩師と出会ったのは20代の頃でしたが、小学生を対象としてもこの方式が成り立つんだなぁ。
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反抗期は「自立期」がすごくいいね。日本人は勘違いしている。この時期は子供を自立させなきゃいけない時期なんだ。
ゆとりは将来に利息を後回しにするというのも納得がいく。
脳味噌は筋肉と同じで超回復理論が適応される話もごもっとも。負荷をかけて、栄養と休息を与えなければ成長しない。
ミスは自分に実害が無いと本気でなくそうとしない。それをどう演出できるかが大人の腕の見せ所だな。
この本を読んでいて、教育とは「教え育てる」じゃなくて「教わり育つ」というものなんだと改めて強く思った。
子供が主語の教育、それを実現するのは、熱血先生じゃない。冷血先生だ!!
世の中で熱血先生が活躍するのは、心が冷え切った子供を温めるため。そうじゃなくて、ぬるま湯につかっている子は、冷血先生に冷や水を浴びせられて目覚めさせられる。それが大事なんだ。
成長する場である、塾や大学は冷血先生がいる場所であるのが理想なのである。だから最近の塾や大学の「甘やかし」は危機である。
いや、だからこそ、冷血をうまく維持継続できる場所が淘汰されずに残るんだろうな。 -
パンチの効いたタイトルですが、内容は至極真っ当です。
子どもの健やかな成長のためには、食事、睡眠、運動が大切なこと。
自分(母親)の不安の解消のために子どもに学習を無理強いしてはいけないこと。
困っている人や苦しんでいる人をその人の立場に立って助けられる人は、自らも困難な局面に直面し、それを乗り越えたことのある人だけであること。
そういう人のことを「強い人」といい、そういう強さのある子どもに育てていくこと。
子育て中の私の心に響く言葉がたくさんありました。
読んでよかったです。
わが子の成長を妨げない親であれるよう、本書のアドバイスを取り入れていこうと思います。 -
算数の神様的存在の宮本先生の考え方の真髄。
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言い方含め、ちょっと極端かも。
でもその方法でここまで成功している方だから、やはり学ぶことは多い。
そして著者のいままでの教育歴も参考になる。
裏付け、経験があって行きついた手法なので、究極と言えば究極。
ただやっぱりある程度場所を選ぶかなぁ、と。
中学受験、算数という科目にフォーカスしてるので
応用の幅は限られてくるかな、という印象。
結局、いろんな教育系の本読んで思うのは、
芯はある程度同じであとは教育の場所とその人の経験に沿った手法が
肉付けされていくという感じか。取捨選択ですね。
どちらにせよ、良書です。
大いに参考にさせていただきます。 -
世の小学生をお持ちのご父兄の皆様や先生に読んでほしいです。
本当の愛があると感じました。