「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 781
レビュー : 169
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596238

感想・レビュー・書評

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  • 「規制緩和」によって、就職活動が必要となった 日本男児は今やすっかり受身の王子様 「出会い」が少なかったから、出あった相手が素敵に見えた 男性間の収入格差が広がっている 

  • 日本の結婚の変遷を知るのにはいい。

  • そういえば、婚活ブームはこの本から始まったようなものなのに読んでなかった。

    今の時代婚活しないと結婚や相手を見つけられない。昔のような価値観で探してもミスマッチで結婚出来ない。女性は十分自分磨きをしているから経済的に独立し、外に狩りにでろ。いわゆる三高のような良い男は20代でとっくに結婚しているし、超希少でよっぽどじゃないと無理。男性が弱くなっているから女性からガンガンいかないと出会いがあっても消滅。モテの二極化。モテる男性のほうは先伸ばし気味だから流される勇気を。男を待っていてもダメだから従来の形を気にせず女が仕掛ける。自分専用の良い男を育てる。女性は魅力がどうというより出会いを多くすることが最重要課題。女性である魅力があるから後は出会いの運だけ。相手への要求を高すぎないように。女は見極めが早すぎて男はあきらめが早すぎる。ネット婚活。ネット勘を養う。ネットコミュニティサイトで、男性の多い所狙い。世界でモテる、許容度とか優しさが武器。アラフォーは熟年再婚市場、5歳以上下の年下婚、過去縁、バツイチを狙う。昔の形にこだわらない結婚。
    女性の最大のキーワードは、稼げる女性!
    逆転婚、年下とか収入下とか。
    いいなと思った人と付き合い始めるコツは囲い込み漁。なんでもいいから会う理由をつくる。サークル作って幹事に指名とか。

  • 就活が済んだと思ったら今度は婚活しなきゃいけないと思うと辛いかもしれないです。

  • 出先の古本屋にて、電車移動時の暇つぶしだし、せっかくなので普段読まなそうな本を、と選択した本。

    本書はこのところよく耳にするようになった「婚活」というキーワードとそこから読み取れる日本社会の変化について書かれたもの。就職に就活が必要なのと同じように結婚にも婚活が必要になってきているよ、という話。
    山田さんのパートはしっかりとした統計をベースにしているんだろうなという説得力を感じましたが、白河さんの書かれたパートは取材を元にしているんだろうけど、なんとなく自分の考えに誘導したのかなと感じる点も…。ただ、女性の社会進出によるキャリア化、男性のひ弱化など面白い切り口で書かれていて読み物としておもしろかったです。
    以前の日本のシステム化された結婚など、しっかりと説明がなされていて勉強になるというか、なるほどなと思うことも多かったです。

  • ブックオフで見かけて嫌悪感を催したので手に取りました。あぁ、これが「婚活」という言葉の元凶なのねと。もう6年も前の本ですが。

    私の感想としては、「言ってることは山田先生も白河さんも実にマトモでびっくり。ただし、これを読んだからといって『あぁ、結婚っていいなぁ、私も婚活頑張らなきゃ』とは微塵も思わないし、思えない」

    社会学者(♂)とジャーナリスト(♀)の組み合わせなので、実に言っていることはマトモだし実感が随所にこもっていて為になる。
    「何でオヤジ達の世代はあんなダラシなくても結婚出来たのに、俺らの世代はハードル高いというより無理ゲーに近いの?」
    という今の私(20代)くらいの年代の男性が薄々感じている疑問には大変明快に答えられている。昔は何も考えなくてもポジション(親の家業、正社員)が結婚を約束してたのね。何てラクな社会だったんだ古き良き日本!
    「そもそも服装がダラシないからあんたはモテない以前に出会いの場からシャットアウトされるのよ」「女のことを想像出来ない上に話したことすらないからモテないの」という白河さんの喝破のようなものも、ええ、全くその通りです。
    ただ、白河さんの「二次元に逃げる男」と「ファンタジーを駆逐する生身の女」という対立軸はいただけなかった(白河さんねぇ、「何で二次元に逃げこむのか分からない」で済ますか、男性を一番御存知の山田先生に話題を投げればいいものを……と呆れつつ)。
    「楽で身近がいい」が20代の傾向なら、「ネットに繋げばすぐ逢える(身近)な上に、付き合う為に大して金を必要としない上に面倒じゃない(楽)から」二次元行くのが20代男性だって!当たり前だろうが!←

    私はそもそも「夫婦を増やし子孫を繁栄させるということのために、こんなに過剰なほど厄介な手続きや高度な経済的条件、獲得ための戦略や、特定の情緒を持つことを強制する日本社会はおかしい。過剰が過ぎる」という立場なので、"婚活"という言葉をでっち上げた人たちには非常に抵抗が最初からありました。もはや結婚という制度の維持が日本社会にとってキツすぎるならば、結婚しない選択肢を取る人に徒に危機感を煽る真似は無駄だし、それこそダイバージェンスに欠けると思う。万事に危機感を覚えたくないし煽られるのがウザい「危機感嫌悪・恐怖症」みたいな人には、この本はさぞかし嫌悪を催すだろうと思う。
    そのくせ、現代における結婚することの良さや価値にはこの本は大して触れていない。冒頭のフロイトの引用で全てを片付けるのは私には危なすぎる態度だと思われる。男性には「生きる力」「自分磨き」が必要!というメッセージも、ふわっとしすぎていて本当に何をして欲しいのか要領が得ない。白河さんの仰る通り、日本人男性はとにかくセンスが悪いのだ。その程度の発破がけでは何も言っていないのと同じだ。

    そもそも、「家族の何がいいの?結婚して子供生むことの何がいいの?」という懐疑が、しかも「それ、日本である必要ある?」という疑問が、少なくとも私にはあるし、他の人も薄々疑問視していることなのではないか?

    尤も、「結婚したいけど出来ない、どうすればいいの?」という読者向けの本なので、申し訳ないがこのレベルで懐疑を持つ人はNG、別の本に当たって勉強してくれ、ということなのだろうが。

  • 婚活の現状について記された一冊。
    結婚を囲む現状について考察された内容が、めちゃめちゃリアル。

  • 「女性はみんな自分磨きをしていて素敵なのに、最近の男は草食系ばかりでだらしがない」っていう著者の根拠の無い自信はどこから来るんだろうか。

  • 婚活をする時に参考になりそうな内容だった。

  • 結婚するためには、意識的に「活動」することが必要になってきた。

    1980年までは
    1、出会い
    2、相互選択
    3、結婚の決断

    結婚までのすべてのプロセスにおいて規制が多かったので
    活動は必要なかった。
    →現代は規制緩和によって生まれた自由市場

    男:必要なのは流される勇気
    女:経済的に自立し、野に出て狩をすること

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著者プロフィール

山田 昌弘(ヤマダ マサヒロ)

1957年、東京生まれ。1981年、東京大学文学部卒。
1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。コピーライターとしても定評がある。
NPO全国地域結婚支援センター理事

【著書】
『パラサイト・シングルの時代』『希望格差社会』(ともに筑摩書房)、『新平等社会』『ここがおかしい日本の社会保障』(ともに文藝春秋)、『迷走する家族』(有斐閣)、『「家族」難民』(朝日新聞出版)などがある。

【公職】
•内閣府 男女共同参画会議・民間議員
•文部科学省 子どもの徳育に関する懇談会・委員
•社会生産性本部 ワーク・ライフ・バランス推進会議・委員
•厚生省 人口問題審議会・専門委員
•経済企画庁 国民生活審議会・特別委員
•参議院 調査室・客員研究員
•東京都 青少年協議会・委員
•同 児童福祉審議会・委員
•内閣府 国民生活審議会・委員
などを歴任。

「2016年 『結婚クライシス 中流転落不安』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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