非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 590
レビュー : 50
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887596795

感想・レビュー・書評

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  • ★★★★文章には事実と感想だけの「日記文」と、問題・結論・理由の3点から成る「クイズ文」がある。論文、企画書、提案書など、考えを確実に伝え、理解してもらうには「クイズ文」が良い。問題は「~か」という疑問形で書き、結論は問題のすぐ後に書き、理由は結論の後の段落に書く。反論も想定しておくとなお良い。

  • 書くときだけでなくて,話すときの参考にもしたい。

  • 自分の書いたものを「何が書いてあるかわからない」といわれたことのある人、また「何を言っているかわからない。ちゃんとまとめて話せ」などと言われたことのある人にはおすすめ。気にかけて実践しなければいけないことは「クイズ文」を書くというただひとつのことだけだし、本の分量も多くない。過不足なく例題もある。
    受験生のときに読んだ『新釈現代文』という参考書を思い出した。その本は、本を(問題文を)読むにあたって「たったひとつのこと」が重要だと繰り返し述べている、厚くはないけれどとても内容の濃い本だった。
    この本は、文章を書くにあたっての「たったひとつのこと」を繰り返し、ていねいに述べた、やはり厚くはないけれどとても内容の濃い本だと思った。

  • 人を惹きつける論理的な文章。

    どうしたら書けるのか、
    その答えは単純だけど訓練が必要。

    例文が多く出ていてわかりやすく、
    やることも指定されているので、
    すごく進めやすい。

  • この文章はなぜ論理が破綻しているのか。
    解説を交えて教えてくれる本である。

  • 説明がクドいなぁ…と思いながら読み進めたけど,
    結果,良書であった。

    以前,『話は5行でまとめなさい』を読んで,
    良書だと高く評価していたけど, 本書の方がお勧めですね
    ――両者に共通する部分は多々ある。

    文章には、「事実・感想」からなる形式と,
    「問題・結論・理由」からなる形式とがあり,
    それを,著者は,前者を「日記文」,
    後者を「クイズ文」と名付けている。

    本書は「クイズ文」について記述されている。

    端的に,そのクイズ文の文章構成を言ってしまえば,
    「問題→結論→理由」です
    ――本書を要約しても,「問題→結論→理由」になる。

    まぁ,よく言われていることなので,
    最初,私もゲンナリしてしまったけど,読み進めていくうちに,
    その基本の大切さに気付かされるのであった。

    本書でも言及されているけど,
    説得力をより持たせるために,
    「反論」と「その反論に対する再反論」も入れるとなお良い。

    以上をまとめる(+α)と,
    説得力のある文章構成は,
    「問題→結論→理由→理由を支える証拠
    →反論→再反論→まとめ(問題・結論の確認)」となる。

    だから,最もシンプルで,
    かつ説得力のある文章を書くのであれば,7行になるのかなぁ。

    問題の前に,導入(その問題の背景)を掴みとして入れても良い。
    そうすると,8行になる。

    私が文章読本の本を書くとしたら,
    「話は5行でまとめなさい」ではなく,
    「話は8行でまとめなさい」になるかな。

    でも,コアになるのは,やはり「問題→結論→理由」である。

  • 文章は誰でも書けます。
    でも、本書に書かれているようなことを意識すると、より分かりやすい伝わりやすいものになります。

    読みやすい本なので、文章を書く機会のある方は一度読んでおいてもいいと思います。

  • 非論理的なので読んでみる…
    クイズ文ー「問題」「結論」「理由」の順に、明確に書くこと。曖昧でない問題設定、結論を書かない・弱いに注意、理由は複数でなく「証拠」としてひとつの理由を固めるのに使う。反論されないデータを。なるほどー!

  • 国語の本。論文、小論文を書く人にとってはとてもよいと思う。
    特に第3章はダメな文章の例を提示し、説明してあるので、分かりやすい。

    ビジネスにももちろん役立つが形?がちょっと違う気がする。間接的にはとても役立つ。

  • [ 内容 ]
    細かいことは脇において、ひとまずこの形式に落とし込んでいけば、だれでもすぐに、伝わる文章が書けるようになる。
    大学で文章の書き方とディベートを教えてきた著者が、実際に学生の文章を目覚ましく上達させた方法を惜しみなく公開。

    [ 目次 ]
    第1章 伝えたい考えは「クイズ文」で書く(言いたいことは伝わっているか;クイズ文とはどういうものか;クイズ文の反対は「日記文」)
    第2章 クイズ文の型を理解しよう(クイズ文の四つの型;ディベートはクイズ文を書くのに役立つ;ディベートを疑似体験しよう;ディベートからクイズ文をつくってみる)
    第3章 実践!クイズ文を書いてみよう(「問題・結論・理由」を用意する;「問題」の述べ方、ここに注意;「結論」の述べ方、ここに注意;「理由」の述べ方、ここに注意;文章完成に向けてすべきこと)

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著者プロフィール

飯間浩明(いいま ひろあき)
1967年、香川県出身の日本語学者、辞書編纂者。『三省堂国語辞典』編集委員。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得。代表作に『辞書を編む』があり、その他著作も国語辞典や日本語にまつわるものが多い。

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