- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887596993
作品紹介・あらすじ
その報道は真実か?その解説は適切か?その通説は正しいか?データを読めれば、「今」がわかる。明日に打つ手が見えてくる。『学力低下は錯覚である』の著者がおくるあなたの知らなかった世界の見え方。
感想・レビュー・書評
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元データにあたる。これが重要なのは理解できるけどなかなかできないジレンマがある。
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中途半端だった。私にとっては。
統計の勉強にしては…、だったし、
統計に基づいた世間の分析、には
古過ぎましたね。
ゼロ年代は、東日本とiPhone前なので、
あまり参考になりません。 -
「未来思考」の神永さんの一般書としてのデビュー作。
シンクタンク研究員の私としては、とても魅かれる。
シンクタンク研究員の教科書としても使えると思い、
後輩に薦めようと思う。
「人口ボーナス期」の話とか、すばらしく面白い。
個人的に、海外との統計を比較して、
レポートを書く仕事が多いので、
共感できる部分が多かった。 -
データは議論のための共通言語である。
この本を読むことで正しいデータの見方や集め方を知ることができる。
正しい見方の例として、記事の内容(主張)を見る前に、データを見ることで、記事に書かれていないことまで見えてくるようになる。あえて無視していることは?都合の良いところだけ抜き取っていないか?など。
また、正しいデータの集め方として、調査方法に注意しないと、回答が偏った年代や性別になってしまうことがある。インターネットを用いた場合、高齢者の意見が反映されにくいなど。 -
統計学の勉強中であるならば、読み物として面白い。
印象に残ったのは、今の統計学は正規分布に頼りすぎであるという意見。例えば、天才集団が、株の動きに関して正規分布だと思い込んで、大失敗するなんてことが起きたこと。株の動きは、べき分布:(平均も分散も存在しないことがある分布)に従い、安全な資産運用は幻想だと。 -
・何よりもまず、元データにあたることが重要。
・自分にとって重要な数字は頭に入れておく。
・単純にデータを「きちんと見る」だけでも見えてくるものが全然違ってくる。 -
不透明な時代を見抜く「統計思考力」
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肝要なことは
<blockquote>
・データを先に見る
・誰かが解釈する前のデータを見る
・自分の仮説に反するデータも集める
</blockquote>
<blockquote><B>自力で考えることの最大の敵は、自分には分かっているという過信</B></blockquote>
参考→<A HREF=http://mediamarker.net/u/wishmountain/?asin=4334033229">わかったつもり 読解力がつかない本当の原因</A> -
内容が全部わかった訳ぢはないけれどめちゃくちゃ分かりやすい統計の本だと思う。