- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887597853
感想・レビュー・書評
-
当たり前のことだけど、それを文字に起こして見える化した本。
前向きな気持ちになれるので、時々読み返すのもありかなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
批判的な思考に陥らないための地図を手に入れられます。
仕事での失敗などうまくいかない結果に対して、みんな批判的な思考に陥ります。でも、批判的な思考は自分または相手を攻撃するだけで、物事を好転することはできません。
不都合な事実が発生して、自分が批判的な思考に陥りそうになったときに、どのように考えると物事を好転できるかをこの本を読むことで知ることができます。
ストーリーで書かれているため、とても読みやすく、考え方を身につけることができます。
初心者がコーチングを学ぶのに最適な一冊だと思います。 -
ストーリー仕立てなのでサクサク読めた。講義のような自己啓発本よりほう主人公が講義を受けているのを一緒に聞く式だと同じような話し方をされてもあまり批判する気にならないと気がつく。あ、「批判する人」になってはいけなかった。内容はわかりやすかったが質問を変えると言うのは簡単そうで難しい。なんせ適切な質問は大抵一層の努力が必要な問いになっていると思うから。
-
人は無意識下で自らに質問し、意見を持ったり、行動したりしている。しかもその質問は「批判的な人」の質問になりやすい。特に嫌なことが起きたときは批判的な人の考え方(主観的といってもよい)になりがち。
そしてこれは誰にでも起こり得る事。
対して「学ぶ人」の考え方に立てば、物事を客観的に考えることができ、問題の根本的な解決に向かう考え方になることができる。
ではどのように「学ぶ人」になるのか?
まず嫌なことがあり、嫌な気持ちや意見を持ったときに、自分が批判的な質問を自分にしていることを認識する。
そこでスイッチングクエッションをし(私はどんな思い込みをしている?他にどんな考え方がある?)、学ぶ人の質問を自分に行う。
(ここから何が学べる?選択肢は何がある?など)
●引用
・人は自分に対して起こることは必ずしもコントロールできないが、
起こることに対して何をするかは選択できる
・人は実際どれくらいアドバイスを聞くだろうか。
良いコーチはアドバイスをしない。自分で最適解を見つけられるような
質問をする。
・組織で仕事をする場合は、自分の正しさを証明することではなく、
どうすれば、最高の結果を出すためにチームが強力できるか、を考える。
・常に、相手が何を欲しているかを考え続ける。 -
久しぶりによい本だった。
・批判する人→学ぶ人へのシフト
・選択の地図
・批判する人の落とし穴
・なぜできないんだ?→どうやったらできる?
・現在の自分の状況は理解する(批判モードの時)
・自分にむけて質問をする
・質問80:意見20の割合がよい
コーチングとヘルピングの要素があって、GCDFにも生かせそう。「怒らない」系の本にも通じるものがある。 -
物語の中に詰め込まれたハウツー。
思考をいかに早く建設的にシフトできるかがキモであり、その方法が分かりやすく書いてある。 -
どうしてこんなことになったんだ?
↓
この状況から何を学ぶのか?
いかに観察者となり、学ぶ人になるか
変化のための12の質問 -
ビジネスマン、必読の書