超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.81
  • (597)
  • (842)
  • (608)
  • (126)
  • (50)
本棚登録 : 9086
感想 : 834
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887597860

作品紹介・あらすじ

あなたの知らなかったニーチェ。今に響く孤高の哲人の教え。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私たちは読書を通じて
    他人の人生を疑似体験
    しますが、

    その純然な他人の視点
    から、

    私の人生を見つめたら
    どう見えるのか?

    うーん・・・・・・

    延々と繰りかえされる
    同じような日々の中で、

    雑事に翻弄される私が
    見えます(ΦωΦ)

    ささいな変化を大きな
    苦しみと捉える。

    ちょっとした遠回りに
    不平不満を唱える。

    よもや悲劇というより
    喜劇かな(泣

    このままじゃだめだわ。

  • 1日で読み切ろうとする本ではないです。
    思い悩んだり、心を落ち着かせたい時、夜寝る前に読むといいかも知れませんね。
    松下幸之助著書の『道をひらく』の方が人間味があって響く言葉は多かったです。翻訳にもよるのかも知れませんが、参考程度にさせてもらいます。

  • 『超訳』というだけあって、ものすごく分かり易い。哲学者の難しい言葉というよりは、尊敬している先輩に深いアドバイスをもらった、位の感覚で読み進められる。ニーチェの持論もシンプルかつ明快で気持ちがいい。一番共感できたのは、『疲れているときに悩んだり考えたりしてもマイナス思考にしかならないから先ずは休め、寝ろ』というくだり。まさに、ニーチェ先輩の言うとおりである。

  • 頂き本。
    読むべき書物
    前と後で世界が違って見えるような本
    この世の彼方に連れ去ってくれる本
    読んだことで心洗われたと気づかせてくれる本
    新しい知恵と勇気を与えてくれる本
    愛や美について新しい眼を与えてくれる本


    自分に才能を与える
    天賦の才がないと悲観すべきでない。
    才能を習得すればいいのだ。

    考えは言葉の質と量で決まる
    持ち合わせの言葉が貧しいと充分に言いたいことを表していると言えない。

    心をもっと大きくする
    言葉を多く知ることは、人生をとても歩きやすくする手立てになる。

    よく考えるために
    三条件
    人付き合いをすること
    書物を読むこと
    情熱を持つこと

  • 少し落ち込んだときに読むと前向きになれました。

  • タイトルに「超訳」ってあるけれど、オリジナルのドイツ語をどんな言語に翻訳しようとも、必ずニュアンスの違いは生じるもの。
    普通の翻訳とどう違うのか、一切説明がないのは不親切。
    実は、ニーチェの名前を借りて俺の哲学を語っているなんてことはないでしょうね。^m^

    一時期流行った書物らしい。
    今の若い人たちがこのニーチェの発した言葉の断片を読んで、何を感じるのだろうか。
    自分はニーチェを理解した気になるのだろうか?

    19世紀末を生きた哲学者である。
    情報あふれる現代の若者が読んで、その言葉を素直に受け取るとは信じられない。
    己について、友について、心について、愛について・・・などなどがまとめられているが、今の若者とラップする部分は少ないんじゃないかと思う。

    ニーチェの問いかけはあまりにも純粋、時代遅れ、いや甘いとさえ読めるからだ。
    ぼくの歳の人間が読んでも、55歳で亡くなった彼の言葉に幼さを感じてしまうところも多い。

    でも、好きだなぁ~~~
    彼の生真面目さが好きだ。
    彼の純粋な気持ちが好きだ。

    100年以上の時間を飛び越えて、彼の言葉には親しみが持てる。
    この辺の良さを現代の若者たちも感じてくれているのならうれしい。

  • 数が多すぎていくつ頭に入ったか。

    それでも頭でっかちな哲学ではなく、寄り添って導いてくれるような言葉が多かった。

    響く言葉をメモればよかったと思うが、今度は言葉の抜粋ではなく、ニーチェの著書に触れてみたい。

    晩年は精神的な病に苦しんでいたという。他人から見ればキチガイかもしれないけど、きっと純粋に生きるということに向き合っていたんだと思う。

    どんな言葉が紡がれているのか、さらに一歩踏み込んでみたいと思う。

  • 未熟な自分には少し崇高な言葉すぎたか、あまり心に響かなかった。言葉で言うとその通りなんだけど、そうはなかなかできない。
    <切れ者でありながら鈍くさくあれ>が唯一こころに残った。
    時間をおいて再読したら、また少し感じ方が違うかも。

  • 一つ一つの言葉から勇気をもらえたり、過去の行動に反省させられたりします。印象に残っている言葉は「安定志向が人と組織を腐らせる」と「持論に固執するほど反対される」です。我が道を行くタイプの私としては、前者の言葉に共感できる一方、後者の言葉に反省させられます。自分を振り返る際に本書を何度も読んで、心を整理したいと思います。

  • こういう本好き。

    一つ一つの言葉が胸に突き刺さった。

    今求めてるものや、自分でも気付かなかった事に気付ける本。


    オススメです。

全834件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

白取春彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
村上 春樹
村上 春樹
村上 春樹
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×