ビジネスマンのための「勉強力」養成講座 (小宮一慶の養成講座) (ディスカヴァー携書)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.52
  • (28)
  • (56)
  • (74)
  • (11)
  • (5)
本棚登録 : 728
感想 : 56
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887598102

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ずっと待っていた小宮さんの勉強本!!

    と言っても、本屋に行けばいくらでもある所謂、勉強方法の一冊ではありません。

    テーマはビジネスマンはなぜ勉強をしなければいけないか!?ってとこでしょうか?

    社会人になってまで勉強したくないと思っている人、是非読んでみてください。考え方が変わります☆

    でも、いつも小宮さんの本を読んでる人にとっては実はそんなに新しい事を言っている様には思えないかもしれません。他の本で書かれている勉強についてのエッセンスがこの本では書かれています。

  • 一人前と一流は違う。一流になる為にも、ふとした疑問を一歩掘り下げて調べよう。

  • 耕すのは自分の頭しかないということを改めて感じます。
    力が湧く本です。

  • 「XX力養成講座」シリーズの最新刊。 今回は小宮氏の趣味(?)でもある勉強に関する考え方の本。 特に、年を取ったときにそれ相応の立場に立つことを想定し、必要な考え方を身につけることを念頭に置いた勉強論。

    冒頭に小宮氏の勉強観が述べられる。
     ①仕事で自己実現してゆくことが目的であり、勉強はその手段
     ②勉強には知識・スキル習得のための勉強と頭を良くするため
      の勉強があり、両方を同時に進める。
     ③頭を良くするということは論理的思考を身につけること
     ④人生観の勉強も必要

    以降の章では上記勉強観に沿った小宮氏の勉強論が述べられている。

    まずは、頭を良くする論理的思考を身につける必要性を説いている。 ドラッカーを引き合いに出し、これからの世の中は知識を知恵に変える力が必要であり、知恵を生み出すフィルターが論理的思考であると言う。 物事を垂直的に掘り下げるだけでなく、水平的に考えることにより、思考に幅を持たせる。 水平思考に展開させるためには、日常の出来事に関心を持ち、関連性に気を配って考えること。
    また、知恵とは①情報や知識を関連付けるための論理思考力と②本質を知った上で正しい仮説を立てる力、とのこと。 正しい仮説を立てて検証してゆくPDCAの思考方法も重要となる。

    それ相応の年になってくると、人生観というものも重要となる。 正しい価値観を持って正しい判断をすることが求められるが、その様な人生観を持つためには、論語、仏教聖典など長きに渡って読み継がれた本や、立派な人が書いた本を読むことを勧めている。

    最後に、勉強は、問題意識を持ち、インプットをルーチン化し、インプットされたものを常にアウトプットし続け、重要な情報には一歩踏み込むことが重要と言う。

著者プロフィール

経営コンサルタント/株式会社小宮コンサルタンツ代表

「2022年 『経営が必ずうまくいく考え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小宮一慶の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×