人生を10倍自由にするインターディペンデントな生き方実践ガイド 「自立」〈インディ〉から「相互依存」〈インタディ〉へ
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887598812
感想・レビュー・書評
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インディでいこうの進化系。
どんどん進化してます。勝間さんが言っている事は頭では良くわかる。そうだよねとも思う。
ただ、行け行けで進化し続けるやり方に、只今少々バーンアウト気味です。
自分の目指す所を見極めつつ、勝間さんのいいとこ取りをさせて貰おうと思います。インタディは自分で考えて行動する事を強く推奨しています。まずは自分自身の方向性について考え直してから、また読みたい。
印象的だったのはコンフォートゾーンの話。まさに私が日頃から思っている類は友をよぶです。勝間さんに限らず、今までずっと言われ続けてきている事を、今の時代に応じて、分かりやすく、言葉を新しく言い換えている本が多いなと思います。できる人は皆自分の造語を持っていて、私が言うこういう現象と言う形で時代に即した説明になっているなと最近良く思います。
どんなコンフォートゾーンを目指すのか考えて見よう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勝間さんの人生指南最新書。社会生活でお金、対人関係、仕事、劣等感などの不安を払拭するには、
・まずは精神的に自立して社会のステージに立つこと
・そして、共通の価値感で同一の目標の実現を目指して複数の自立人が共生する
=相互依存
相互依存の関係の中で意識すべきものが、「貢献残高」、企業でいう損益計算書で、すべての人がこの残高に基づいた付き合い方を行っていると。
面白い事に、「信頼残高と銀行残高は比例関係にある」と。
この貢献残高のネットワークでの呼び方が、個人発信力でも用いられていた「ウッフィー」です。元々SF小説で生まれた言葉だったんですね。
基本的にこの残高に基づいて、どのような相互依存を築けば良いかという内容です。
中で面白かったポイント
・効率化すべきはインプット、アウトプットそのものではなく、それを得るためのプロセス
・知っている→わかっている→使えるの訓練
・いい情報そのものではなく、いい情報を手に入れる方法が大事
基本的にこれまでの勝間さんの本と言っている言葉一緒なので、新たな発見は乏しいかもしれませんが、さらに社会での人付き合いに焦点を絞っているので、その方面への悩みを解決したい方には向いているのではないでしょうか。 -
女性のための本。参考になる部分はあるけど刺さるフレーズは少ない。毎日少しずつでも勉強しよう。
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自営業やフリーランス等の人にとっては本を読まなくても自然と身についたり、必要だと感じるような内容だった。
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インディから、さらに1歩成長するための本。
宮仕えには結構厳しい事も書いてある。
しかしながら、これをひとつひとつを実行していくことが幸せに繋がっていくのだろうとも思える。
情報収集のリテラシーから断る力、さらにはより丈夫な心と称して人との付き合い方まで、幅広く生きる為の知恵を教えてくれる。 -
想像力を働かせる人の差、得た知識をどれだけ実際にアウトプットしてその結果かまでをも含めて理解しているかどうかという手数の差
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人に対する貢献を数値化し、会計から見る視点で表現しているところがたんぱくな様に見えがちだけど、自分はこの勝間和代の考え方が結構好き。
話がスッキリ入ってくるし、こうやって冷静に分析したものを見せられると、分かりやすく再現性が高いなと感じる。
レビューを見ると一定数でアンチみたいな人がいて、ぱっと見は
「この本を見る価値があるのか?」と考えがちになってしまったけど、良い方に期待を裏切られることが多い。
まぁでもやっぱりちょっとだけ固いかな。
もう少し笑いだったり抜けたところをさらけ出した方が幅広い層に受け入れられると思うんだけど。
と言ってもそんなことは求めてないのかな。
相互依存=ポシティブな関係
共依存=ネガティブな関係 -
読み終えて、いい本だな、と思った。
「鵜呑みにしてそのままやるんじゃなくて、本質をつかんで自分に適用するんだよー!」等の発言、愛がありますね。読者に。
色々割り切って、またある程度インパクトある単語を選んでいるので、顰蹙を買う場面もあるのかなぁ。
引用でも登録を致しましたが、以下2点のセンテンスを読んだだけでもこの本を開いてよかったと感じました。
単純かもしれませんが、ちょっと気持ちがふわっと軽くなり、少しだけ穏やかに仕事に取り組めました。
★ぜひ知ってほしいのは、「学び」ほどぜいたくなことはないということです。学びにお金と時間をかけることができる幸せ、そして、そこで学んだことをまた、人に生かしてもらえる幸せ。心から「あー、楽しい」と思える瞬間です。新しいことが自分で学べた、そして、その学びが自分だけではなく、人の役に立つのですから。
★もちろん、小さなことから大きなことまでさまざまなチャレンジやトラブルは、当然、これからも毎日、やってきます。しかし、さまざまな困難について、「これは、自分に対して成長を促してくれる糧である」と、きれいごとでなく、ほんとうに心のそこから思えるようになるのです。 -
この本のメッセージで一番印象的だったのは、「信頼」を大切にしていこうということ。
悪気はなくても、つい人に請け合ったことを結局実行しなかったり、忘れてしまったりすることがある。そういうことが無いように、今後は、そういう請け合いをした時点でメモにでも取って必ず実行するよう気を付けようと思った。 -
売り
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インターディペンデントつまり相互依存とは、『共通の価値観に基づき、同一の目標の実現を目指して、複数の自立人が共生する関係のこと』。
まず自分が自立することによって身につけたスキルを、他の人たちにも活用してもらい、さらに新たなスキルを開発してもらう。 -
なぜ相互依存か?
→相互依存の前提は自立
自立からの転換点は、経済的な相互依存、つまりプロフェッショナルの自覚と精神的な相互依存、多様性の理解
知識だけでなく、試行錯誤すべき
信頼はどう行動したかによる
問題意識を持つには、自分がどんな人生を送りたいかはっきりさせる -
ある目的を達成したいと思ったら、その具体的な方法をどんどん細かいノウハウに落としていって1つずつ日常的に実践できるものにするというのが早道。
スキルは訓練や経験からしか得られないものを刺し、しかもそれが他人から見ても明らかなもの。
愚痴を言わない。笑う、姿勢を整える。 -
まあまあ
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嫌い。言葉の端々に嫌悪感を感じる。世の中計算ずく、銭勘定だけで見ている、そんな感じ。人として信用出来ない、お近づきになりたくない。
以前読んだ勉強法の三冊だけで、あとは読まない方がよかったかも。不快。 -
著者は、慶応義塾大学在学中に当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得し在学中から監査法人に勤務。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立。少子化問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上等、幅広い分野で発言をしており、SNS等で積極的にインタラクティブなコミュニケーションをとっている。
著書に「ズルい仕事術」「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」「断る力」等多数。
2006年「インディでいこう!」2008年「インディペンデントな生き方実践ガイド」では「自立」という言葉をキーワードとしてその方法を説明している。
本書は「自立」の次に必要なテーマである「相互依存」について、著書の集大成の意味を込めて記されている。
ステップとして「自立」そして「相互依存」
自立は社会活動への参加権であり、自立してこそはじめて、人も助けられるし、社会にも貢献することができる。
得意なことを中心に自立して、得意でないことについては相互依存して行けばいいという考えを示している。
相互依存とは、「共通の価値観に基づき、同一の目標の実現を目指して、複数の自立人が共生する関係」と定義している。
その「相互依存」にたどり着くまでについての実践方法を以下の2部に分けて説明がなされている。
①わたしたちはひとりで生きているのではなく、まわりの人と生かしあっている!ー自立から相互依存ー
②インターディペンデントのためのスキルを身につけよう!ー想像力を土台に、よりじょうぶな心ともっと学び続ける力をー
カツマーブームと共にアンチカツマーが存在する不思議な著者。
私は、カツマーではないものの、著者の考えから学んだことも多く、著書についてもすべてではないものの数冊読み多くの気付きを与えられた。
著者の本に限らず、書いてあることをそのまま実践しようとするとやはりそれは無理がある。各自の環境や自分のゴールを見ながら出来るところから取り入れていくということがビジネス書を活かす上の鉄則である。
多くの批判を受けながらもまだまだ活躍し続けることができているのは本書の「相互依存」がうまく機能している表れであると感じた。
本書からももちろん学ぶべきことも多かった。次のステップに進もうと思う気持ちをくれただけでも読む価値があったように思う。 -
以前に読んだ「インディペンデンデントな生き方~」の続編。「自立」の次に目指すべきは「相互依存」と説いている。成長することで周囲との関わり方を学び、(自分が)属する組織の中でいかに能力を活かしていくかが重要になる、と説いている。
「自立」というととかく経済的自立ばかりに目が行きがちになる。しかし、自立したことで得られた能力を使っての貢献(貢献勘定)こそ重要、という考え方は日頃「なんのための自分磨きかわからなく」なりがちな私にとっては新鮮だった。1年の目標を決める時期直前に読んだ、というタイミングもあるが読了後は「(いろいろ試行錯誤しながら)今年も頑張っていこう」という気持ちになった。 -
自分のスキルを生かし、他人と相互依存の関係を築く方法を何章かに渡って述べているが、他の自己啓発本に書かれている内容と変わらないように感じた。
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長い長いタイトルだ・・・久々に購入した勝間本!
去年のイブ出張の翌日、東京の本屋さんを梯子した時に購入した1冊
もう去年中に読み終わっていたけど、UPがまだでした
今回買う気になったのは「今までの勝間さんと違う?」という感触を
立ち読みの時に感じたことと、私が今勉強中のTAのことにも触れられていて
それがちょっと意外だったから
読んでみて、「違う」のではなくて、今までもきっとそうだったけど
誤解されて伝わっていた部分もあるのかな?ってことと、勝間さんも勿論人間なので
日々進化されていて、やっぱりそういう部分では違ってきてるのかなということかなぁ~
勝間さんの言ってること全部に納得はできないけど、「確かにねぇ」って思うことも多い
今回この本でも「!」があったので抜粋します
・「自分で考え抜いて、失敗を恐れずに行動する力」
・その判断基準も、そして結果についても、自分で考え、自分で責任をもつのが
「自立」ということです
・一つひとつ地道にコツコツ試していく試行錯誤こそが、想像力の源泉であり、学びの本質
・正解にたどり着く道は一本道ではない、試行錯誤が大事
・問題を認識していなかったら、解決策そのものも、わたしたちの目には入りません
・機会がないのは、それだけの投資をしていないからです
・「情報が自然にただで集まってくることはない」
・ヒントを得て、実行してみて、そして失敗から学んで、はじめて、生きた情報にすることができるし
次の行動につなげることができる
・一見無駄に思えるようなことが、大事な答えにつながっていたりする
・問題意識をもつには、自分がどんな人生を送りたいかをはっきりさせることです -
自分資本を努力によって蓄積する必要がるとのことです。
20代、30代のうちから、意識的に自分と付き合っているとおもしろいやつだなと思わせるようになるとよいとのこと。
やはり、そのスキルを磨くことは、意識すること、訓練することにつきます。そのスキルを身につけることで、これからの人生で、誰と出会って、どのような付き合いをするか、どのようなことを経験するか、が変わってくるでしょう。
人生を豊かにする手段として、身につけたいと思います。 -
いつも通りの勝間本。色々な情報を寄せ集めるのがうまい人だよな。
内容はいつもと同じ。 -
110707*読了
勝間さんの本は何冊も読んでいるので重複する部分もいくらかありました。
でもこういう本は何度でも読み返して、実践していくことが大切だと思うので、忘れかけていた部分、新たに学んだ点を踏まえて、人生を楽しんでいきます。
目標、そして問題意識を忘れないことが最も大事。
それに伴って、アイデア力も想像力も情報収集能力もついてくる。そして、インディとなり、インタディになれるわけですね。
勝間さんは努力の人だなぁ、といつも尊敬します。かっこいい女性代表。 -
2011年2月
川口市立図書館で借りて読みました。
「ググレカス」という言葉、初めて知りました。
やっぱり「7つの習慣」、読まないとかも・・・。 -
前巻の「インディで行こう!」に感動し、続編ということで読み始めた。今7年目に入る我が仕事の価値を、客観的に見直すとともに、結婚についてもやはり真剣に考えたいと思うようになった。とても内容が濃いので、再読し、自分の中にきちんと落としたい。勝間さんのようになれるとは思わないが、どこまでもチャレンジ精神を持ち続け、ジャンルにとらわれることなく発信している彼女はとても尊敬している。
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勝間さんについては賛否両論で、私も個人的には「否」側だが、彼女のすごいところは、編集力だと思う。
そういった意味で、数冊、本人のキャラクターはおいておいて、参考になると思える著作がある。
これはそのひとつ。
人はひとりで生きているわけじゃない、正しい依存のあり方を考えさせられる。
強み(長所)にフォーカスを当てるわが社の文化につながる考え方。
★印象的な言葉★
「相互依存」というのは「自立」した者同士が助け合うこと。
得意なことを中心に自立し、得意でないことを相互依存していく。
アサーティブな4つの責任「率直」「誠実」「対等」「自己責任」 -
他人に自分と同じ事を求めてはいけない。得意分野はみんな違う。人が出来ない事、自分が出来ない事を許す。やってあげた事に見返りを求めない。人の信頼関係は貸借対照表の貸方・借方に現されている。やってあげたことは、自分に返って来ている。