空海 人生の言葉

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 238
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784887598843

作品紹介・あらすじ

1200年の時を超えて、今なお私たちの心に生きる弘法大師の智慧。人生を切りひらく200の金言。

感想・レビュー・書評

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  • ・月をもって月を指すべからず、指をもって月を指すべし。もし利根(資質の高い)の人にはかくの如く説くべし。
    (そう指で指しているのですよね。または言葉で話しているんですよね。効果的な使い方は良く考えなければいけない。手で月の形を作るのか、それとも月を指すのか。)

    ・言うことなかれ、此の華今年開くと。まさに知るべし。往歳(毎年)種因を下す(種を蒔いた)を。因縁相感じ枝幹聳ゆ(因果の法則で成長した)。いかにいわんや、近日早春に遭うをや(そして春に出会えた)。
    (出会って始めて華を感じられる。)

    ・心の無量を知るをもっての故に、身の無量を知る。
    身の無量を知るが故に、智の無量を知る。
    智の無量を知るが故に、すなわち衆生(人間)の無量を知る。
    衆生の無量を知る故に、すなわち虚空(宇宙)の無量を知る。
    (無量の神を仮定しないと心にも智にも限界がある人間に無限の概念は生じないのではないかと考えて神を信じるべしと言った人がいた。虚空は無量なので、心も無量と考えれば慰められるけれど、無量の果ての自分には出会えないだろうしな。)

  • 空海について知る、というよりは空海が残した言葉に触れてみるという程度の本。

    とても読みやすくて良いのだが解説もあまりないので多少物足りない。

    でも、手に取りやすく読みやすいという点では敷居が低くていいですね。

  • 弘法大師空海の著作から言葉の一端を選び、簡易な現代語に訳したもの。原文も一緒に書かれている。空海の教えは難しいが、わずかながらも触れることが叶う本。 以前に、司馬遼太郎の『空海の風景』を途中で読めなくなったことがある。また、これほどの人物でありながらも謙虚に語る言葉も遺されていることに、空海の奥深さを感じる。今の自分に当てはまりそうな言葉は、「心病衆しといえども その本は唯一つのみ。いわゆる無明これなり。」 

  • 励まされながら学ぶインド哲学。なんだかたまたま日本人としてこの国にいたんじゃないか、と思うくらいのインドっぷり。 不空金剛(アモーガヴァジュラ)の生まれ変わりだって思われるのも、「そりゃそうだ」という気がしてきます。 空海さんの本を読むと、結果的にインド哲学を勉強してるってことになっちゃう。すばらしい。

  • 心にぐっとくる言葉ばかりです。わかりやすくて、すーっと入ってきます。

  • 2013年の1冊目ということで、サクっと読めつつそれなりに実のある本をチョイス。

    弘法大師空海の著作から彼の思想を示している場所を編者が選び、簡易な現代語に訳してくれています。原文も一緒に書かれているので、そちらを読みつつ現代語訳を見るのが楽しいです。余計な解説がされていないのもGood。「専門家」の意見に邪魔されず、自分なりに空海の言葉に触れられます。

    当然ながら座右の銘ともなりそうなものが多いですが、それを一生懸命探しながら読むというより、なにかの折に何度も開いてみて、その時々で自分の心に響くものを選んでみる、というのも面白いと思います。ちなみに今回は200のうち、ちょうど10個の「言葉」が、今の自分に引っかかってきました。また別の機会に読んだら、違うものが心に残ってくるのかもしれません。

  • GUEST 027/精神科医・名越康文:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2011/02/post115107.html

  • 普通

  • 遠くからは現実のように見えたけれど、近づいたら幻だった。

    正しい道は遠くにあるわけではありません。
    あなたが今見ている道にほかならないのです。

  • うーん。いまいち

    アソシエ今読むべき本から

    空海 人生の言葉 もくじ

    一章 心について
    二章 身体について
    三章 志について
    四章 戒めの言葉
    五章 縁について
    六章 道について
    七章 詩と文章について
    八章 秘密の教え
    九章 聖なる言葉
    十章 自然(じねん)について
    十一章 生と死について

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プロフィール

編集者・作家。1968年横浜市生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。高野山大学大学院修士課程密教学中途退学。就職情報会社を経て、出版社へ転職。書籍編集長を経て独立。
書籍編集に従事するなかでビジネス書から音楽書、科学書、写真集など幅広いジャンルを手がけ、10万部を超える異色の作品を数々送り出した。専門は、国語力と仏教。
主な著書に『怒らない働き方』(新潮新書)『ブッダと始める 人生が全部うまくいく話』(三笠書房)『空海 人生の言葉』(ディスカヴァー21)『22歳からの国語力』(講談社現代新書)などがある。

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