象徴主義 NBS-J (ニュ-・ベ-シック・ジャンル・シリ-ズ)
- タッシェン・ジャパン (2010年10月14日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887833999
感想・レビュー・書評
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象徴派?というような画家まで挙げられており、期待していたものとは若干違った。また、文章がまどろっこしく、画集として量・質ともに微妙。
しかし、知らない画家を知ることができた点で、読んでみて良かったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり論理的な文章ではなかったので、そういう点では少し読みにくかった。そして、象徴主義をかなり広義に解釈しているような印象があるからなのか、象徴主義って一体何なのだろう、という原点に立ち返っての疑問がわいてくる。ラファエル前派も象徴主義に含めて考えているようだし。私の勉強不足からか、私にはそういう観点は無かった。「象徴主義的な」ということになれば、1900年前後の時期を飛び越えて、様々な時代に「象徴主義」というものは存在するのではないか、という話になってくる。どこまで含めて考えるのか、は難しい問題だ。一つ発見したのは、象徴主義的なモチーフなどを、私がそれと知らないうちに好んでいたということだ。
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