かつて重要な主題であった"良心"が顧みられなくなったのはなぜか。近代イギリス良心論の変遷とその背景を解き明かす画期的論考。
1964年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門は倫理学・思想史。著書に『良心の興亡――近代イギリス道徳哲学研究』(ナカニシヤ出版、2003年/増補版、山川出版社、2016年)、『イギリスのモラリストたち』(研究社、2009年)、『近代イギリス倫理思想史』(ナカニシヤ出版、2020年)など。 「2022年 『人間は利己的か』 で使われていた紹介文から引用しています。」