ピグマリオ 1 (MFコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889917864

感想・レビュー・書評

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  • とにかくWオリエが可愛いんだこれが!
    まさにファンタジーの王道を突っ走ってるこの作品。メルヘンな雰囲気と思いきやさすが和田さん、グログロした描写もあり(笑)子供心に恐怖を感じたのを覚えてます。顔の皮を剥ぐシーンなんかもうね…眠れなかったね(笑)。他人に胸張って勧められる漫画。面白いです。和田作品の中ではイチオシよ!

  • 精霊と人間の間に生まれたルーンの皇子クルトが、メデューサによって石にされてしまった母親を救う為に旅立つ物語。名ゼリフは「アスナス城!」(←右手を掲げて)

  • 全巻読了

  • 生まれた時から家にあった 大好きな大好きな大好きなお話。
    悪役とか蛇とか蜘蛛とかキライじゃないのはこの話のせいだと思う
    初めて読んだ漫画がこれで本当に良かった。 
    和田先生 ありがとうございました

  • 和田慎二さんのマンガの中ではこの「ピグマリオ」が一番好きです。

    ルーン国の皇子、クルトは子供とは思えないほどの怪力の持ち主。
    クルトはある日偶然、美しい女性の石像を見つける。
    また別の場所で村人たちの石像も。
    それがメデューサのしわざと知ったクルトは石にされた母とワタンカの村人を救うため、メデューサを倒す旅に出る。
    黄金色の鷹に導かれて-。

    小さい男の子が主人公という少女マンガは当時珍しいものでした。
    小さいクルトが母親のため、石にされた村人のために、けなげに頑張っているのを見ると、自然に応援してしまうし、母性本能がくすぐられます。
    前半はお話が丁寧に描かれていて面白かった。
    特にセレネの都でサロメが陰謀を張り巡らすあたり。
    あの中で力をなくし石切場で働くクルトの姿には涙・涙・・・です。
    和田慎二さんのマンガって、残酷シーンはとことんという感じ。
    後半はちょっとお話が大味になった感じがしました。
    このお話には精霊のオリエと少女のオリエ、二人の同じ名前のオリエが出てきますが、私は大きい方のオリエが好きでした。

    壮大な冒険ファンタジー。
    読んでいる間、ワクワクできて、読後感もいいマンガです。

  • 全12巻完結。

    剣と魔法の冒険活劇ファンタジー。
    今でも読み出すと止まらなくなる。
    悲運に終わったけれど、銀騎士マリウスとシルヴァーナのコンビが好きだった。

    これが少女漫画誌(花とゆめ)で連載されていたなんて、今思うと信じられない。

  • 和田先生追悼挙げ。いや、いずれはレビューするつもりでいたけれども!まさかそんな急に亡くなるなんてねぇ…。


    まだそんなにファンタジーが受け入れられていなかった時代に描かれ、見事に完結できた稀有な作品。20年位前の作品かなぁ。

    ギリシャ神話を使ったファンタジーではあるものの、物凄く壮大にかつ綿密に描かれている。話の練りも良い。
    多彩な登場人物、そのなかでもひときわ目立つのが、それぞれの登場人物の"愛"と"恋"。もうね、どれもいとおしくて切ないの。メデューサの悲恋なんて涙もんですよ!


    今でも色褪せない傑作。
    スケバン刑事も好きだけど、この作品も捨てがたい。

  • 王子クルトが自分の母を石にしてしまったメデューサをやっつけようと旅に出る冒険物語。

    素直な子供、クルトとオリエ好きですね。
    あとギルガドールかわいいです。

    ストーリーはじんとさせてくれる部分があり、良いです

  • ギリシャ神話好きならはまるファンタジーもの。
    初めて読んだのは高校生くらいでしたが、メデューサに石にされてしまった
    母を元に戻す為に旅に出る。という王道プロットでしたが、全27巻で危うく涙でした。

  • 全巻分入れるのが面倒なので一巻だけ。

    小学生くらいの頃に読んで、未だにやっぱり好きな作品。
    アスナスかっこいいですアスナス。

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著者プロフィール

1950年4月19日生まれ、広島県呉市出身。
71年、東海大学在学時に「別冊マーガレット」8月号の〈まんがスクール投稿作〉で第39回金賞受賞。同年、同誌9月号に『パパ!』を発表してデビューする。以後「別冊マーガレット」でサスペンス作品を中心に少女マンガを数多く発表。76年より、「花とゆめ」で7年間にわたり連載された『スケバン刑事』は、テレビドラマや映画となってブームを巻き起こす。さらに「超少女明日香」や「あさぎ色の伝説」などのシリーズ作品、巨編ファンタジー『ピグマリオ』などを発表。少女マンガに、大胆なアクション描写と重厚なストーリーを導入し、その裾野を広げている。2011年7月5日逝去、享年61歳。「ミステリーボニータ」で連載中の『傀儡師リン』が遺作となった。そのほか「忍者飛翔」のシリーズや『怪盗アマリリス』、『少女鮫』など多数の代表作がある。

「2022年 『和田慎二ARTWORKS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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