なあんでもないよ

著者 :
  • KADOKAWA(メディアファクトリー)
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本棚登録 : 148
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889918144

感想・レビュー・書評

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  • ものの見方とかについて、漫画で気軽によめます。気が向いた時にちょこっと読むのにちょうどいいです。

  • わかりやすいてつがくの本。
    一巻、二巻は読む機会があったので三巻のみ購入。
    ブタがかわいい。

  • 前作、前々作と比べて、今までで一番明確な言葉で表現されている。

    仏教の基礎は知っているものの、言葉では言い表せないという「自分」や「そのまんま」というもの…それを何となくのイメージで掴むことができた。

    思わずまた一作目から読み直しました。深い…
    仏教を言葉で学ぶのではなく、著者の言う「あるVISION 」を観るのに、いい本だと思います。

  • 深い。
    深いよ~。
    こちらも読めば読むほど深く感じれるのでしょうね。
    書いてあることはもっともと言えばもっともなのですが。
    それがなかなか難しい。

  • ブッタとシッタカブッタのシリーズは、もやもやした時や悲しい時、深刻になりすぎている時に読むと、心が楽になる。

    手元に一冊、何度も読み直したい本。

  • (2014/9/25読了)
    今、出逢いたいと思っていたことに、出逢えたと思った。
    宗教の本ではないと書かれているけど、やっぱりブッダの教え(?)に則っている。私はそれを探していたし、堅苦しくない本を求めていたので、嬉しかったです。
    出来れば、手元に置いて、繰り返し読みたい。
    「そのまんまでいいよ」これが理解できたなら、この本は読まなくてもOKだよ
    本文に入る前に、こう書かれてます。
    一度読んだだけでは、私にはストンと理解は難しい。頑張って理解はできるけど、頑張ってというのが、そのまんまじゃないんだよね。
    もしも自分がそのまんまでいられたら、自分苦しめる人達も変わるのかな?
    そのまんまより、今はあるがままを生きようと思ってます。

    (内容)
    =初版の紹介はなかったので、新装版より=
    「この世界はあんたの心がつくり出しているんだ」と、ブッタは言う。ものの見方の癖を知ることで、わたしたちが自分の人生をどう見ているかが見えてきます。笑ったり、驚いたりしながら、思い込みの仕組みを発見することでしょう。マンガといってあなどれない、「心」を語る本。第45回文芸春秋漫画賞受賞作です。

    (目次)
    苦しみの根本について/目や心は正しく見ていると思う?/比べることでものを見る/先入観と盲信について/思い込むブタたち/今を生きるために/「自分」を自分でさがす

  • 友人がらいただいた本です。物の考え方が新鮮に感じられます。

  • そのまんまでいいんだよ。
    とブッダは言っている(らしい)。
    うーん。今の生活を何も変えず続けていくことが正解、なのだとすると、現状ものすごく辛い状況にある人に対してはなんて答えをかけるべきなんだろう。
    例えば、いじめられている人に対して、そのまんまでいいんだよ、と言えるだろうか。辛い状況から逃げろ、もしくは戦え、とか言うのは間違いなんだろうか。
    あるいは貧しい状況から抜け出すために、必死で勉強していい学校を目指して、いい会社に入る生き方は間違いなんだろうか。お金があれば幸せ、とは限らないけれども、ひどい貧しさの中に安らぎを求めようとする生き方が正解とも思えない。
    そもそも正解とか間違いとか決めることが誤りだというのなら、一体仏教とは何を目指しているのだろう。すべてはあるがまま、では何も変わらない。変わらない事、変えない事に救いがあるとは思えない。

  • 昔読んでいた本の第三巻が出ていたんだ。先日古本屋で見つけて久々に読んだ。

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著者プロフィール

小泉吉宏(こいずみ・よしひろ)
1953年静岡県浜松市生まれ。武蔵野美術大学卒業。漫画家、絵本作家。著書に第45回文藝春秋漫画賞を受賞し、累計250万部のベスト&ロングセラーとなった『ブッタとシッタカブッタ』(KADOKAWA)シリーズや、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した『大掴源氏物語 まろ、ん?』(幻冬舎)のほか、絵本『コブタの気持ちもわかってよ』(幻冬舎)、『戦争で死んだ兵士のこと』(KADOKAWA)など多数ある。また、卒業式や結婚式で読み継がれている詩『一秒の言葉』の作者でもある。

「2021年 『生きるん。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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