新耳袋―現代百物語〈第四夜〉

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889918953

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    やはり名作「山の牧場」は何度読んでも聞いても興味深い。
    謎が解けそうで解けないという感覚がものすごく好き。
    それと同じ感覚の「黒い男たち」の話も好み。
    消えてしまった人たちは一体どこに?ものすごく気になる。
    両方とも蓋を開けてみればなんてことないことなのか?

  • 逆読み再読第四夜です。「山の牧場」がやっぱり凄いです。黒い男の話も凄く怖かったです…

  • この巻はいよいよヤバイです。
    特に十一章、十二章。現代百物語に相応しいです。
    ぞぞぞ。

  • 山の話とその前の黒い男の話が特に好きです。

    いまでは、山の牧場もオカルト系雑誌に頻繁に写真が掲載されるまでになりましたが、やはり、新耳袋で読むとその異様さと不思議さにいろいろな想像を働かせてしまいます。

  • 新耳袋はもう1冊登録してあるけれどこの巻は別格。
    初めて気味が悪くて本を読むのを中断しました。

    あとこのシリーズを読むと高確率で何か起きます、僕も体験しました。

  • 2008.5.22〜5.24。

  • 【目次】
    第一章 子供のころに出会った七つの話
    水しぶき/野球のメンバー/はやく寝なさい/あの中であそぼ/実家に住むものその一/実家に住むものその二/実家に住むものその三
    第二章 路上に漂うものの五つの話
    のどが渇く/商工会館/坊主頭の中学生/辻占い/手袋
    第三章 家にまつわる八つの話
    小さくなる/父の名/メロンの匂い/寮の鏡/すりガラス/ニシオカケンゴ/重なった/二階の部屋
    第四章 樹木に関する三つの話
    桜の木/無花果/柿の木
    第五章 何かを知らせた十一の話
    話し相手/事故っちゃった/おじさんからの電話/電話の声/虫の知らせ/親戚のおばさん/帰宅/カセットテープ/こんにちは/バイバイ/いぬ
    第六章 狐狸妖怪を見たという十の話
    盆踊り/狐の家族/石つぶて/穴がある/ばあさん その一/ばあさん その二/舞首/山の畑/まれ人/托鉢の坊主
    第七章 旅先で出会った十の話
    動かすなっ!/十三回/芸妓さん/神さまの姿/ポン!/見知らぬおじさん/ここだったか/山小屋の客/八甲田山/廃校
    第八章 死んだ者に関する五つの話
    水割り/昨夜の子/ふたつの煙/お祓いは効かない/吊り下がる
    第九章不思議を感じた十の話宿題/向こう岸/ドッヂボール/竹の階段/ステレオの音/重いーっ!/新聞/トイレの鏡/死期がわかる/天使
    第十章 舞台と映像に現れた十二の話
    広告写真 その一/広告写真 その二/真ん中のベッド/遺影/空き家の撮影/浴槽の中/映るもの/りかこ/怪談の怪/だまってろ!/舞台袖/三島由紀夫
    第十一章 UFOの八つの話
    虫カゴの中/追い越した物体/日焼けしたカップル/ビルの窓/三鷹の上空/黒い男た ちその一/黒い男たち その二/黒い男たち その三
    第十二章 山の牧場にまつわる十の話
    山の牧場 その一/山の牧場 その二/山の牧場 その三/山の牧場 その四/牧場の写真 後日譚 その一/実況電話 後日譚 その二/空洞 後日譚 その三/ふたたび… 後日譚 その四/消えた疵 後日譚 その後/満天の星空 後日譚 その六
     あとがき

  • 新耳袋四夜目〜

  • 黒服の男たち、山の上の牧場の話は絶品

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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