空想科学大戦2―空想科学COMICALIZATION

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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784889919530

感想・レビュー・書評

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  • 著者の空想力が足りな過ぎる気がする。
    空想と科学は別に対極にあるわけじゃない。
    科学の発展も、様々な空想から得たインスピレーションを実際に試す中で生まれていくものでしょう?
    折角いろいろ試せる場なのに、あまりに発想が乏しくて。
    どうにか条件を満たさないかともっといろいろ試さないのかしら。
    ビルに殴ったものをあてて倒壊させられるなら世界征服には十分な力だよ。
    重要拠点狙えばいいだけじゃない。
    そうやって占拠した場所で致命的なことしたらいいだけでしょう。
    別に全世界の人殴り倒さなくて、東京都庁ひとつぶっ壊しただけでも割と日本は大混乱よ。
    そういう広がりがこの本にはぜんぜんなくて、著者がひとりで自分の考えに盛り上がってる本のように感じられた。

  • 第一弾と比べると実験的な感じ。そもそも破綻してる部分は許してくれぃ!という前提になってしまったようで残念か。

  • 空想科学大戦第二巻は投身大ヒーローの物語である。
    巨大怪獣と違い等身大ヒーローでは世界征服など夢物語。それを如実に語っており、原作者自身がかなり苦労したことがうかがえる。
    具体的な中身は読者に一読してもらいたいが、原作者の裏話によると第一話の「全生物ブン殴り計画」は対象を微生物にまで広げると2100兆年かかるという。それだけに原作者自身が等身大ヒーローを出来る限り物語を大きくしている工夫がみられる。
    また、ペンのタッチが前作から大きく異なっており、評者の好みに近付いている。等身大ヒーローの空想科学の物語、ぜひとも読んでもらいたい。

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