モミの木 (ワンス・アポンナ・タイム・シリーズ)

著者 : H.C.アンデルセン 小杉佐恵子

• 西村書店 (1988年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[morinoyaさんの感想 · 2011年11月30日]

アンデルセン原作の「モミの木」。
この本は絵本でもありますが、写真集でもあると思います。
たくさんの写真とともに「モミの木」を読むことができるこの作品は、子どもではなく大人が読むべき本だと思います。

主人公のモミの木が後悔する部分「その時、自分がどんなに幸せか気付かなかったんだ」という一言が、心にずしりと来ました。
クリスマスにももちろんピッタリな作品ですが、１年を振り返るこの時期にもオススメの１冊だと思います。

[A.OKIさんの感想 · 2010年6月25日]

-内容-　冬景色の森の中、切り倒されていくモミの木の悲しみ。幻想に満ちた写真がアンデルセンの原作にあらたな味わいを与えてくれる。