ペロ-昔話・寓話集

著者 : シャルル・ペロー 末松氷海子

• 西村書店 (2008年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

エスプリのきいた子どもと大人のための物語+教訓。カラー完訳・豪華愛蔵版。最近になって、ペローの作であると認められた物語で、日本では初訳となる作品も収録。

感想・レビュー・書評

[文音こずむ@『はじめての』文芸部1期生さんの感想 · 2024年3月22日]

いい意味でも悪い意味でも昔話だーっ！と思いながら読了

モラハラが凄くて逆に笑ってしまった。美談にしてはいけない教訓もあるけど、挿絵が綺麗すぎて感動思想になる。危ない

本は教師にも反面教師にもなる。是非昔話は人と話し合いながら読んで欲しい。そうしないと私みたいに簡単に騙されるぞ！

[solala06さんの感想 · 2022年7月30日]

エヴァ・フラントヴァーの全然美しくない絵が良い
いや、もちろん綺麗なものもあるんだけど、正直すごく怖くて奇怪で歪なのが、ペローだなあ…と思ってとても合ってる

しかし、ペロー自身の赤ずきんのあとがき、あまりにも露骨で失笑してしまう…
あと眠れる森の美女、怖すぎわろた

[猫武炸成さんの感想 · 2012年3月16日]

2012年3月16日

＜Francouzk´e Poh´adky a bajky＞

[kokkomameさんの感想 · 2011年4月27日]

ペローの昔話と寓話を全部、１冊の本にまとめています。４センチ弱の厚み、イラストは全編通してエヴァ・フラントヴァー、３８００円＋税。何このお買い得感。
話の終わりに教訓ともうひとつの教訓がついていて、それもなんだか面白い。
ただし、多分、なかなか子どもの手にはとってもらえない、大人の本ではないでしょうか。

著者プロフィール

Charles Perrault （1628-1703）
17世紀フランスの作家、詩人。ルイ14世の宮廷に仕えた政府高官だったが、晩年に民話をもとにした作品を次つぎと公表し、フランス民話編纂の始祖として知られる。民話に独自のアレンジを加えた彼の作品は、後世に様々な影響を与え、いまでも読みつぎ語りつがれている。

「2023年 『民話の森叢書１ グラビアンスキーの絵本ペロー昔話集』 で使われていた紹介文から引用しています。」