ガール・イン・レッド

  • 西村書店
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本棚登録 : 97
感想 : 21
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  • / ISBN・EAN: 9784890139347

作品紹介・あらすじ

病気のおばあさん、深い森、悪いオオカミ、フードつきの赤いコートを着た女の子-。うっそうとした都会の森をぬけて、おばあさんの家へとむかあソフィアは、色と騒音にあふれる、森の心臓"THE WOOD"へと誘われる。そこはほしいものがなんでもある、魅惑的な世界。まるで、嵐の日の空もようみたいなソフィアのお話の結末は…。おなじみのおとぎ話を、国際アンデルセン賞画家賞受賞作家であるロベルト・インノチェンティが、都会の森を舞台に、緻密でリアルなイラストレーションで現代風に描く。

感想・レビュー・書評

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  • 注:これは大人向けなのでは?という意見多数。私はまだ読んでいないが、読む機会があったらまず大人が楽しもう。

    「病気のおばあさん、深い森、悪いオオカミ、フードつきの赤いコートを着た女の子―。うっそうとした都会の森をぬけて、おばあさんの家へとむかあソフィアは、色と騒音にあふれる、森の心臓“THE WOOD”へと誘われる。そこはほしいものがなんでもある、魅惑的な世界。まるで、嵐の日の空もようみたいなソフィアのお話の結末は…。おなじみのおとぎ話を、国際アンデルセン賞画家賞受賞作家であるロベルト・インノチェンティが、都会の森を舞台に、緻密でリアルなイラストレーションで現代風に描く。」

  • 治安の良くない土地で子供一人でお使いをさせてはいけないっていう話。

    絵のタッチも独特。

    昔の御伽噺を現代の街に置き換えただけで、現実感や悲惨さがグッと出る。
    その上で、「あくまでこれはお話なのでハッピーエンドにも変えれる」という2つ目のエンディングも用意されているのも良かった。
    そんなにハッピーなエンドではないけど。

  • 現代版の赤ずきんちゃんですが、絵がかなりいい感じで書かれています。つづ気を読みたくなりますね。

  • アーロン フリッシュ (著), Aaron Frisch (原著), Roberto Innocenti (原著), 金原 瑞人 (翻訳)

  • これは大人向けですね。
    現代版「赤ずきん」のお話。
    都会の森には誘惑がいっぱい。
    相変わらず緻密な絵だけれど、途中から怖すぎてトラウマになっちゃいそう。

  • 2019年9月。4年生向けに

  • 絵本という形をとった画集の感じ.子供のための絵本とは言えないような現実にありそうな怖いお話.教訓的な意味では役に立つのかも,,でもポップアートの絵に迫力があり,現代版赤ずきんとして,大人には面白い本だと思う.

  • 現代版、スタイリッシュな赤ずきん。

  • あの赤ずきんを現代都市に蘇らせる。
    なんともいえない緊張感。
    骨抜きにされたグリムの赤ずきんを元の教訓話として、いったんは強烈に表現した結末。

    絵力と設定の勝利だな。
    終わり方の選択性もポストモダン的だ。

  • なんという絶望・・・
    でも、こんな終わり方ならどうだい?と、他の選択肢もあげる展開はなるほど~~~
    ただ、まず、子どもたちにお話しを聞かせる小さいおばあちゃん、あんたは何者なんだ・・・

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