ルミッキ1 血のように赤く

  • 西村書店
3.33
  • (1)
  • (3)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890139613

作品紹介・あらすじ

しなやかな肉体と明晰な頭脳をもつ少女、ルミッキ。他人に関わらない主義の彼女は、高校でも異色の存在だ。だが、暗室で血の染みのついた札束を目撃した瞬間から、クラスメートもろとも犯罪事件に巻き込まれてしまう。
汚職、ドラッグ、殺人――謎の“白熊(ヤーカルフ)”の存在。もはや傍観者ではいられなくなったルミッキは、彼らを出し抜くため、白雪姫の姿で仮装パーティーに潜入する。事件の謎とともに、彼女の封印された過去が次第に解き明かされていく。
世界48ヵ国で翻訳出版! トペリウス賞受賞作家サラ・シムッカによる話題の北欧ミステリー3部作、刊行開始!

◆以下続刊予定
第2巻 雪のように白く
第3巻 黒檀のように黒く(全3巻)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルはフィンランド語で「白雪姫」だそうで
    なるほどだからかのサブタイ

  • ティーン向けの気軽に読める小説。翻訳が自然で理解がしやすかった

  • まーティーン向けなんやろけど中途半端。

  • 北欧が舞台の新たなシリーズ。
    とはいえ、『ミレニアム』には遠く及ばずラノベ的。悩める青春、そう解釈すればこれでもOKなのかな。
    ルミッキという主人公の魅力まだ出し切れてないような。
    これからどんな展開をみせるのでしょうか。もう続きは読まないかもしれないけれど。

  • 物語に入り込むまでに少々時間を要したのだが、最後は、かなり引き込まれた読んだ。
    ただ、フィンランドという国の社会背景に親しみがないと、理解が難しい点が多いかも。情景描写などから、フィンランドという寒さの厳しい国の冬という設定をうまく要素に取り込んだ作品ではあるのだが、主人公のウルトラスーパー高校生ぶりが、頭抜けた域にまで達しているので、少々現実逃避すぎるきらいがあるようにも感じた。ルミッキ(フィンランド語で白雪姫のこと)という名の少女が主人公なので、「むかしむかし」で始まる寓話だったらどんな風に物語は進むけれど、ことの顛末は…という手法が取り入れられてもいるので、あまり、「もしかしたら、本当にこんなことがあるのかもしれない。」というお話にしたくなかったのかな。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

文*サラ・シムッカ(Salla Simukka)
フィンランド人作家。2013年に“Jäljellä”と続編“Toisaalla”でトペリウス賞を受賞し、注目を集める。ヤングアダルト向けの「ルミッキ(フィンランド語で白雪姫の意)」3部作(西村書店)は50か国以上で翻訳出版された。初の児童向けとなる本書で「子どもたちが選ぶルク・ヴァルカウス賞」を受賞した

「2018年 『ふしぎの花園 シスターランド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サラ・シムッカの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×