- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890361717
感想・レビュー・書評
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人探しが専門の佐久間公が人を探し始めると、なぜか爆弾魔やテロリストや軍人や傭兵やスパイが出てくる、というこのシリーズの原点がここにある。佐久間シリーズはオッサンになってからの作品のほうが好きだが、このころのこのシリーズには大沢さんの若さとか勢いとかがあって、これはこれで好きだ。物語としては唐突感満載だけども。
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佐久間公シリーズ2作目。(もしかしたら、こっちが先かも)
公の命が狙われ、尚且つ二つの失踪事件を追うというテンコ盛り。
後半ちょっとドタバタかな・・・ -
若い……
途中から「閉ざされた山荘モノ」になったぞ。
40代の佐久間公から読んでしまったせいか、公ちゃんが若い!!
うーん。
新宿鮫のような、「抉る」感じがないかなあ。
私が新宿鮫シリーズの『毒猿』をすごい好きなのは、おそらく怖ろしい人殺しである毒猿に、人間味を加味して描写されているからなんだよね。
この一編は、少なくとも勢いはあるけれど、胸に刺さるような切なさはないって感じでしょうか。 -
「いかにも」大沢作品って感じ(笑)
法律事務所の失踪人探しのプロ、公に持ち込まれた相談は
ゆくえがわからなくなった一人の青年を探すことだった。
裏に隠れたオイルをめぐる陰謀
命まで狙われ、最後には陸の孤島と化したロッジで
傭兵たちの争いに巻きこまれ。。。
これでもか!ってくらいハード(笑)
で、どうなるんだろーーと思いつつラストでバタバタと
死人の山を築きつつ決着(笑)
いつものパターンだ〜〜 -
失踪調査人・佐久間公シリーズ第1弾
処女作・再刊行されなかった幻の作品が加筆され・・・
当時の等身大の作品ではないでしょうか?80年に出版された作品であるため、今読むと時代をとっても感じますが、そこに佐久間公は確実にいます! -
佐久間公こそ、僕の理想の男性像ですかね。