作品紹介・あらすじ
わずか三十年の短い人生にあって日本中を旅し、兵学者として国家百年の大計を考えた吉田松陰。萩で主宰した松下村塾は維新の志士を輩出した。アメリカとロシアを最大の敵とみなした松陰は海外情報の収集と謀報戦の重要性を訴えた。松陰の思想は後世の日本人に絶大な影響を与え、その憂国の精神は大東亜戦争で散華した特攻隊に継承され、三島由紀夫につながった。松陰の思想は時代を超えて何度でもよみがえる。中国の軍事力という新たな脅威を前に吉田松陰の復活がこれから始まる!
感想・レビュー・書評
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2015/02/06:読了
吉田松陰についか書いているのが半分。
それ以外の現在の世界情勢、特に、中国、アメリカ、日本の状況を書いてあるのが半分。
この本自体は、NHKの今年の大河ドラマ「花燃ゆ」の便乗商法。以下の本があるのが分かったので、読んだメリットはあった。
また、便乗本なのに、半分以上は吉田松陰と関係ないことを書いてあったので、笑えた。
徳富蘇峰「吉田松陰」、
河上徹太郎「吉田松陰-武と儒による人間像」
著者プロフィール
一九四六年生まれ。東京工業大学理工学部卒業。新潟大学名誉教授(情報工学)・工学博士。現在、新潟大学発ベンチャーとして創業した株式会社ラングテックの代表取締役社長として、コンピュータによる文の意味理解の研究、高品質な日英翻訳ソフトや使いやすい英語学習支援ツールの研究開発など自然言語処理の基礎研究から応用研究に至る幅広い活動に取り組んでいる。著書に『日本語語彙大系』(共著、岩波書店)、『言語過程説の探求 第三巻 自然言語処理への展開』(共著、明石書店)など。
「2023年 『言語本質論と個別言語分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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