一億人の英文法

  • ナガセ (2011年9月1日発売)
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  • 本 ・本 (682ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890855278

作品紹介・あらすじ

すべての日本人が「話せる英語」を「最速」で達成するための英文法大全。英語のシステムやネイティブスピーカーの意識が,豊富なイラストとコラムで最もカンタン且つ詳細に解説されています。受験や資格のためだけではなく,本当に日本人が英語を話す(動かす)ことができるようになるための「エンジン」を搭載。従来の文法教育の「失敗」を払拭し,日本の英語教育を変える,全く新しい英文法書がついに誕生しました。

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感想・レビュー・書評

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  • 従来の文法書より、普通の言葉で説明しようとしているのは良いと思う。
    ただ、内容が盛りだくさんなので、一回読んだ程度ではマスターはおぼつかないと思う。
    今風な?文例もたくさん掲載されている。
    繰り返し読んで、納得しながら学んでいこう。
    言葉のイメージなど、イラストもふんだんに使われており、わかりやすい。

  • 128冊目『すべての日本人に贈るー「話すため」の英文法 一億人の英文法」(大西泰斗/ポール・マクベイ 著、2011年9月、ナガセ)
    「話せる英語を最速で達成するための文法書」を標榜する一冊。「英語は配置のことば」であるという主張に基づき、ネイティブ話者の心の動きという観点から英文法を解説する。
    平易な言葉で書かれているので読みやすいのだが、フランクすぎる文章が時々癪に触る。
    解説用のイラストはよく意味がわからない。このせいで逆に難解になっている。

    〈英語文にはわずか4種類の設計図しかありません〉

  • 機械的な理屈ではなく生の感覚を!

    語学習得には感覚やその言葉のもつ触感のようなものへの理解が大切であると思います。日本語話者の自分であっても、教科書のような日本語を話すことは日常ほとんどありません。そう思うと、かつての英語学習はもちろん重要でしたが、その域を脱さなくては!と思いました。(著者から学んだ後付けです!)

    その英語のもつ感覚を言葉にして伝えてくれるので、今までの凝り固まった英語観、英語力から大幅にレベルアップ!!!
    …できていると良いのですが…

    この本を土台に置いて、他の参考書や書籍も使いながら、悩んではめくり、悩んではめくりの苦しくも楽しい勉強の日々です。

  • 説明を、従来的なやり方ではなく、会話を重点においてなされているので、理解しやすいです。
    なぜその配置に必要なのかという観点から説明しています。
    その一方で中学レベルの入門的な手ほどきはなくて、ある程度英語が分かっている人に向けた体系的な解説なので、二冊目以降になります。

  • 1ヶ月近くかけて読んだが、文法を感覚と紐づけて理解させようとする内容でとても読みやすかった。会話で活かすには、もう何回か読まないといけない気がするが、今まで読んだ文法書で1番サクサク読めた気がする。

  • これまで30年以上英語を勉強(というか訓練)してきて、頭の中にあるものが整理されているような感覚。
    話すための英文法として、従来の英文法の細かいことはどうでもいいので必要なことを覚えやすく整理したらこうなると思う。昔の記憶の整理におすすめです。
    NHKの英語番組などで活躍されている著者コンビのこれまでの著作の総集編でもあります。

  • 洋書の多読をしている途中で、改めて英文法を学びたくなった。この1ヶ月半ぐらい、時々読んでいる。久しぶりに洋書を読んでみたら、以前より英文の骨格が見えていることに気づいた。

  • 教える立場としても、学ぶ立場としてもとてもお世話になりました!シドニーにいた時に出会った、上智大学の友人からおすすめされて、シドニーの紀伊國屋で買った思い出があります。英語は知識だけじゃなく、体感や感覚も大切で、その考え方を教えてくれる1冊でした!

  • こんな本を求めてた!

    学校で習う英語はどうも複雑でわからない。
    生物の器官の名前を覚えるくらいに取っ掛りがなく退屈だった。

    正直、英語はアメリカの子供が難なくこなせるのに、社会人の僕が話せないのはおかしいというイライラさえあった。(おこがましい)


    その不満を解消してくれたのが、本書。

    ネイティブがどんな心でワードを使っているのか、解説してくれる。

    根幹を話してくれるので、応用が効く。

    この本をベースに次の勉強にステップアップすると良さそう。

    ただ、この本を読む前に1度中高で習う英語を一通り復習してからの方がいいかもしれない。英文は易しくは無い。

  • 高校までの全ての英文法を、詳しく網羅しているという点でほかの文法書と同じくらい価値がある。さらに、それぞれの文法にしっかりと「意味説明」を加えているので、「いいから覚えなさい」と教わってきた(いる)人にとってはすごく価値が高い一冊だと思う。とにもかくにもページ数が多いので、本当に英語学習に強い目的意識を持っている人でないと厳しいかも…。英文法の鬼100則もかなりの良書で、文法項目の分かりやすさや切り口の真新しさはあちらの方が上かも…。詳しいフレーズなどの紹介までしてあるという点では、こちらの方が活用性は高いかな。

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著者プロフィール

現在、東洋学園大学教授。筑波大学大学院博士課程修了。
英語学専攻。オックスフォード大学言語研究所客員研究員を経る。
ポール・マクベイ氏との共書『ネイティブスピーカーズシリーズ』(研究社)、
『ハートで感じる英文法』(NHK出版)他。

「2008年 『英単語イメージハンドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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