英文法の核 (東進ブックス 大学受験 Coreシリーズ)

著者 :
  • ナガセ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784890856824

感想・レビュー・書評

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  • 英語学習の基礎固めに、文法から。変にテクニックに走らず、基礎基本を抑えている(と評価の)この本を読んだ(繰り返し読んでいる)

    以下のようにつまるところこうだよね、という原則のもとに個々の説明が展開される流れなので、暗記の連続ではなく理解をしながら進めることができる。

    - 既出の情報で共感を得て、新しい情報を後から出したい(だから代名詞は倒置にならない、とか)
    - to不定詞はそこに向かっていく方向性を表している(だからすでに行ったことや習慣は動名詞を使う、とか)

  • 英文法の何故が詰まったロジック本。これかForestか自由自在中学英語のいずれか好みの文法本を繰り返し読めば理解がかなり進みそう。

  • 昔、受講していた予備校の先生の受験参考書。参考書ゆえに普通の読書のようにはいかないが、英文法をなぜ?という視点から解説しており、非常に面白い。
    イディオムや例文も大量にあるが、理屈をしっかりと説明してくれているのでただの知識の羅列ではなくしっかりと理解できる。

    以下がその一例
     英語は基本的に旧情報→新情報の順で話される
     時制は数直線で覚える
     受動態のニュアンスは客観性や動作主の不在
     canのイメージは可能性。be able toは具体的な能力
     英語の過去形は時間的な距離だけではなく、心理的な距離をも表す。仮定法が過去なのはこれが理由
     比較は等号、不等号で考える
     前置詞はコアイメージを考える

    量も比較的あり、音声CDもついているので繰り返し学習して復習するのにもベスト

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著者プロフィール

63年東京都生まれ。京都大学経済学部入学後、英文学科卒業。劇団青年座研究所に入所し東京に転居後、87年代々木ゼミナール講師となり実力派人気講師として2014年まで活躍、のべ20万人を超える生徒を指導。予備校講師の枠を超えて上梓した『踊らされるな、自ら踊れ』(講談社)が話題を集める。『ポレポレ英文読解プロセス50』は超ロングセラー。

「2015年 『越境へ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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