本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784891767037
作品紹介・あらすじ
パリ郊外の移民を「社会のクズ」と呼んだ男、ニコラ・サルコジ。なぜ彼はフランス大統領に選ばれたのか?現代フランスを代表する哲学者が、新自由主義と排外主義を標榜する現職大統領を徹底的に批判し、新たなコミュニズムを提起する。本国フランスでベストセラーとなった話題の状況論、ついに刊行。
感想・レビュー・書評
-
訳が難解すぎる…もう少しがんばる
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バディウによる、サルコジ批判。何気に初アラン・バディウだったが、随分と読みやすいタイプだったなぁというのが感想。さて、バディウの反論は政治的、人道的な、左翼的な立場からされる。サン・パピエを、「社会のクズ」と蔑むサルコジに対し、チビ・ナポレオンを揶揄するバディウ。滑稽というか、コミカルにも思える。子供の喧嘩のような口調を用いるから。
もし、日本が移民政策を積極的に導入したら、このようになる可能性だってあり得るのだという教訓になった。
全2件中 1 - 2件を表示