ああ正負の法則

著者 :
  • PARCO出版
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本棚登録 : 888
レビュー : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891946456

作品紹介・あらすじ

この地球には、"世にも恐ろしい法則"があります。この本は、その"法則"を理解し、"生活"に取り入れて、上手に生きていくための"人生のカンニングペーパー"です。

感想・レビュー・書評

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  • 美輪明宏さんが人生で掴み取った法則をアンチョコとして提供するという。
    美輪明宏さんといえば、三島由紀夫をはじめ数々の著名人との親交の厚かった人。生き抜いてきたその苦労話だけでも独特の凄みがある。

    美輪さんの説く正負とは、『人生にはプラスマイナスがつきまとう』というものだ。
    美貌や名声や富を手にした人はそのプラスの代償としてあとからマイナスを支払うことになるといったエピソードが歴史を遡って語られる。
    逆に貧しく慎ましく生きれば命を取られることもなく人並みに生きられるという。手塚治虫のブッダにも出てきたような話だし、ラッセルの幸福論にも通じるところだ。

    そういえば小生の元友人は、結婚し子供ができたのに借金をして豪遊したと思ったらすべてを失う地獄を見ている。これは正負の法則が働いたのだろうか。
    もちろんまともな感覚を持っていれば借金なんてしないしそんな金で豪遊なんぞしないことだろうが。

    負を支払っておくことであとで不幸を見ないで済むという攻略法もあるとか。人助けや痛い目にあうことは、まんざら人の為ならずというわけだ。

    全体として公正世界仮説(「悪党は裁かれる」「努力は花開く」といったもの)に倣ったものにも読み取れるが、タテヨコの軸で眺めるとこの仮説は正負の法則として証明されるのかもしれない。
    贅沢者は必ずしも幸せではなくなるが、たくさん苦労して血の滲むような努力を積み重ねた人は幸福になれるお墨付きが得られる。

  • この宇宙の中で地球だけが陰と陽、マイナスとプラス、負と正、 等々という相反する二つの物で成り立っているというのが、美輪さんの言う「正負の法則」。

    特に印象に残った二つ。

    ●施餓鬼供養考え方
    幸福ばかりの足し算の生活を送っていると大きな引き算が襲ってくるから、「どのような形で襲ってくるかわからぬ<引き算>で苦しむより、自分で納得した損料で先に厄払いをしておく」こと

    ●「対人関係の付き合いは腹6分で付き合うことが鉄則」

    正負の法則、と思うと、堂々と、つつましく身の丈にあった生活を送ることができると思う。

  • そうなんだよなー。。って思わされることがたくさん書いてあった。
    時には、自分から損を引き受けることも幸せのためには必要なんだなーと。
    一番共感したのは、新聞、週刊誌など良いことよりも悪いことばかりが書かれている。
    それを良事、悪事、同じ量を載せたほうが世の中がうまく行くと。その通り!!と思う。
    不安になりたくない、幸せになりたいと願う人が多いのに、なぜ、悪事ばかりの記事のほうが売れるんだろう…。不思議。

  • 世の中の様々な学問、知識、
    教養、技術を身につけるのは
    辛抱強さと努力でくるしいもの。
    でもその代わりに、世の中の
    何を観ても、どこへ行っても、
    知識と技術があれば退屈しませんし、
    そのどれかで食べていくことができますし、
    忙しく、生き甲斐と自分に対する信頼感と
    自信に満ち、活き活きと充実します。
    そして、同じレベルの人たちとの交際の輪も
    広がります。

  • 正と負、陽と陰、光と影。
    対をなしているもので、バランスが取れているといいのだが、正に傾き過ぎると後から負がくる。

    有名な方の人生についても正負の法則の視点でみた話が書かれていました。

    自分の人生に当てはめても納得した部分がある。

    そして、心が軽くなりました。

  • 正負の法則がわかれば、生きるのが少しラクになる

  • 足し算、引き算
    やっぱそうなんだ
    って教えてくれて
    ありがとう。

  • 美輪さんとは何者なんだろう

    無関係だけど、引用されていた詩が、たまたま借りて読んでた小説の方でも引用されていて少々驚いた
    何かあるのかな、と

    いつも図書館で数冊借りるジャンルも年代も異なる本で同時期に同じ詩を目にするという

    偶然でしかないかもしれないけれど、これがまたこの本あるいはその詩自体をわたしにかなり印象付ける機会になったよー

    …詩であって、大きな格言や名言では無い
    と思う種の詩なんだけれど…働かざるもの、食うべからず…と同様のお叱りをいただいたかのような、後味

    いいものではなかったこと、は確か←

    この機会・偶然がどういった意味を持つのか、というか意味すらもしかしたら無いのかもしれないけれど、とにかくその詩自体はわたしの中に残りましたとも

    ゴシックや雰囲気、挿絵はとても良い世界観だとか美輪さんの持論を良く掴んでるな、と思った

    この時期に読めてよかった
    ここ数ヶ月ずっと読みたいと思ってた本だから

  • これはっ!!

    どう生きて行くか。。。

    まさに、人生航路の航海術。

    これを知っていれば、荒波も怖くないはずです!!

  • ツッコミどころがチョイチョイあるけれども、サラサラ~~と軽~く読めて、美輪さん効果で「ンア~しゃんとしなきゃな~」となんとな~く思える気分転換の本という感じですね。
    本一冊丸々と、延々人生はプラマイゼロなんだよ、ということを説いておられます。

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著者プロフィール

美輪 明宏(みわ あきひろ)
1935年、長崎県長崎市生まれの歌手、俳優、演出家。本名「丸山明宏(まるやま あきひろ)」で活動していた時期がある。10歳のとき、長崎市本石灰町(爆心地から南東へ約3.9キロ)の自宅で被爆した体験がある。終戦後、加賀美一郎のボーイソプラノの影響から声楽とピアノのレッスンを受け始め、上京。シャンソン喫茶「銀巴里」の張り紙を見て専属契約を交わし、歌手デビュー。以降多くの著名文化人との交友を経て、同性愛者への偏見や原爆後遺症に抗いながら、歌手・俳優として活躍を続けてきた。
著作も数多く、数十年読まれ続ける『紫の履歴書』、50万部を超えるベストセラー『人生ノート』などが代表作。

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