あゝ、荒野

  • パルコ
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本棚登録 : 96
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (697ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891947255

作品紹介・あらすじ

六〇年代新宿、ネオンの荒野を舞台に描かれる"バリカン"と新次の青春。本というリグの上で寺山修司の小説と森山大道の写真が火花を散らす。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。写真も良かった。

  • すごく匂いが強い小説。森山大道の写真がまたよい。

  • 小説と読み比べるのが面白かった。(11.11.18)

  • 森山大道氏の写真付き。

    当時の空気を感じながらの「ああ荒野」は一味違った。

  • 修司さんの長編。大道さんの写真と、文章の空気感が、今は失われてしまったとてもいい昭和のにおいがして、気持ちがいい。辞書ほど厚いけど、あっという間に読める。

  • ザ・寺山修司

  • 1030-
    /////
    「ボクシングをやるんだ。おまえならきっといいボクサーになれるだろう」
    60年代新宿、ネオンの荒野を舞台に描かれる“バリカン”と新次の青春。1966年刊の長編小説に、森山大道の写真作品を加え、新たに編集する。

  • お母さん
    ただいま
    マッチを擦った先には
    祖国はありませんでした

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著者プロフィール

詩人、歌人、劇作家、シナリオライター、映画監督。昭和10年12月10日青森県に生まれる。早稲田大学教育学部国文科中退。青森高校時代に俳句雑誌『牧羊神』を創刊、中村草田男らの知遇を得て1953年(昭和28)に全国学生俳句会議を組織。翌1954年早大に入学、『チェホフ祭』50首で『短歌研究』第2回新人賞を受賞、その若々しい叙情性と大胆な表現により大きな反響をよんだ。この年(1954)ネフローゼを発病。1959年谷川俊太郎の勧めでラジオドラマを書き始め、1960年には篠田正浩監督『乾いた湖』のシナリオを担当、同年戯曲『血は立ったまま眠っている』が劇団四季で上演され、脱領域的な前衛芸術家として注目を浴びた。1967年から演劇実験室「天井桟敷」を組織して旺盛な前衛劇活動を展開し続けたが、昭和58年5月4日47歳で死去。多くの分野に前衛的秀作を残し、既成の価値にとらわれない生き方を貫いた。

「2024年 『混声合唱とピアノのための どんな鳥も…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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