愛と美の法則

著者 :
  • パルコ
4.02
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本棚登録 : 134
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891947941

作品紹介・あらすじ

愛と美の力がこの世の全てを解く鍵なのです。

感想・レビュー・書評

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  • 568

  • 印象的だったメッセージ。
    「知識とはものごとを知ることですが、その知識を実際に自分の中に入れて、咀嚼し、そしてそれらを暮らしの中に活かす。それが教養です。つまり、自分自身の細胞として、知を暮らしの中に活かしていく。知識を活かして、人格的なものを磨いて、その生活の中投影させる。それが教養だと思うのです。全方位的で多重構造的な生き方をしていると、人間というのは本当に自分自身を救うことが出来ます。自分の思想の転換しだいで一つの出来事も極楽にすることも地獄にもすることもできる。」
    「この世の中には愛と美さえあればそれだけで充分。「これをなすときに愛と美の法則にかなっているだろうか」、これを基準に事を起こせばすべては間違いない」
    戦争時代の色々なお話も忘れてはいけない!2017/5/31完読

  • 人生には愛と美が必要、というテーマ。
    忘れないでいたい。

  • まず、本自体が非常に美しくできていてびっくりしました。中の紙にも一枚一枚違う絵が背景に薄く淡く描かれていてとっても美しいです。そして、美輪さんの愛と美に対する思いがひしひしと伝わってきました。戦争反対のことも書かれていて、愛と美さえあれは充分だという姿勢が美しいです。「これをなすときに愛と美の法則にかなっているのだろうか」この問いかけによって物事を起こせば間違いないと美輪さんはいいます。美輪さんの愛と美の世界について堪能できる一冊です。

  • 書いてらっしゃる内容は今までの本とほぼ同じだったけれど、全ページカラーで「写真」や「絵画」「イラスト」が多数掲載されているとても華やかな本でした。

  • 美輪明宏さんの生い立ちを振り返りながら、
    その時々の時事にふれながら、
    どんな背景から、どんな出来事から、
    美輪さんが愛や美を考えていったのかをつづった本です。

    本の中には、美輪さんが感銘を受けた画やガラス器、舞台の写真。
    本文、2ページ見開きの下に挿絵が入っている作りでした。

    知識を仕入れること。
    それを自分の生活の中に取り入れて血肉にしていくことが教養。
    人と接する時は腹8分目。
    色による波動の使い方。
    想像力(思いやり)を使った、マルチな生き方。

    考えさせられる1冊でした。

  • ○「生活」とは文化を暮らしに活かすこと
    (白熱灯、器、音楽)
    ○シンプル イズ ワースト
    ○天に星、地には花、人には愛
    ○思いやりとは想像力

  • 『愛と美の法則』(美輪明宏、PARCO出版)を往診先の練馬駅近くの書店で見つけ、早速買い求めた。

     この本は2005年刊行の「NHK人間講座 人生・愛と美の法則」(日本放送出版協会)を書籍化したものだ。

     僕はこのNHKのテキストを持っていたんだけど患者さんが借りていてもう4年も手元になかった。だから書籍化されたものを改めて買った。

     この本はいいよ~。美というものの価値、色の持つ威力、そしてそれを感得することができる日本人の美意識の高さ、エディット・ピアフのこと、本当の愛とは何かなど、ページを繰るごとに数々の学びが詰まっている。

     今は不況で世の中は閉塞感に溢れているけれども、美輪さんの言うように「この世の中は愛と美さえあれば充分」と思えればそれも突き抜けていけるだろう。

     NHKテキストはモノクロで味気なかったんだけど、この本は総天然色(笑)。 中原淳一の作品「蝶々夫人」の絵などをカバーで使っていたりして流石に美について語っているだけのことはある。美しいものを愛でたい人にはお勧めの一冊だ。

  • この本は読んでて楽しい!
    文章の背景に薄く絵がかかれていて目を楽しませてくれる。

    【この本で出会った人・作品】
    p10
    ラフマニノフ、中山晋平、西条八十

    p11
    シャンピリアン、エンリコ・カルーソ、ガリクルチ、ティノ・ロッシ、カルロス・ガルデル

    p12
    ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル

    p13
    高畑華宵

    p16
    アール・デコ、ジェラール・サンドス、レイモン・タンブリエ

    p37
    上村松園、寺島柴明、梶原緋佐子、鏑木清方、伊東深水、土田麦・

    p38
    小倉遊亀、岩田専太郎、渋谷のり子

    p52
    二葉あき子、並木路子

    p66
    ダミア
    パリ生まれのシャンソン歌手

    p94
    マリー・ローランサン

    p95
    蕗谷虹児

    p99
    林寿子

    p108
    ピエール・カルダン

    p122
    花森安治

    p133
    薩摩治郎八、薩摩千代

    p136
    コレット・ゴダール

    p144
    ジルベール・ベコー
    フランスのシャンソン歌手

    p145
    シャルル・アズナブール
    フランスのシャンソン歌手

    p174
    マレーネ・ディートリッヒ

    p175
    グレタ・ガルボ、原駒子

    p176
    マリー・ベル

    p179
    エディット・ピアフ:シャンソン歌手、水谷八重子

    p212
    レーモン・アッソー

    p213
    イブ・モンタン
    イタリア出身のシャンソン歌手

    p214
    シャルル・アズナブール、ジョルジュ・ムスタキ

    p218
    テオ・サラポ

    p240
    沢田美喜

    p242
    杉本苑子

    p252
    なかにし礼

  • 美輪明宏の原点というか、自叙伝的な内容。
    彼の事ちっとも知らなかったけど、
    美しいものを愛し、それを排除しようとするすべてものを憎んでいる。
    現代の美意識(歌や服飾や言葉)に対しても失望している。

    読んでいてまず思うのは、言葉遣いの美しいこと。
    そして装丁の素晴らしさ。(表紙の女の子は中原淳一さん作)
    多彩な才能を持つゆえの壮絶な半生。信念を曲げることなく通してきた人。

    ヨイトマケの唄を初めて聞いた時の衝撃を思い出した。
    あの有名な「愛の賛歌」の訳詞も情熱的で一途な愛が語られている。
    すべてにおいて情熱的でいてまじめで、そんな人に近づけたら
    きっと人生がもっと美しいものになるんだろうな。

    この世の中には、愛と美さえあればそれだけで充分。

    彼の舞台を見に行きたい!
    彼の歌を見に行きたい!
    彼のパワーをもらいたい!

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著者プロフィール

美輪 明宏(みわ あきひろ)
1935年、長崎県長崎市生まれの歌手、俳優、演出家。本名「丸山明宏(まるやま あきひろ)」で活動していた時期がある。10歳のとき、長崎市本石灰町(爆心地から南東へ約3.9キロ)の自宅で被爆した体験がある。終戦後、加賀美一郎のボーイソプラノの影響から声楽とピアノのレッスンを受け始め、上京。シャンソン喫茶「銀巴里」の張り紙を見て専属契約を交わし、歌手デビュー。以降多くの著名文化人との交友を経て、同性愛者への偏見や原爆後遺症に抗いながら、歌手・俳優として活躍を続けてきた。
著作も数多く、数十年読まれ続ける『紫の履歴書』、50万部を超えるベストセラー『人生ノート』などが代表作。

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