ソクラテスの弁明 関西弁訳

著者 :
制作 : 北口裕康 
  • パルコ
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本棚登録 : 171
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891947989

作品紹介・あらすじ

これって落語?それとも哲学?生きることの意味、善と悪、国家と法、死の捉え方…賢人ソクラテスのメッセージが、生きた言葉として、いま私たちに届きます。でも、なんで関西弁!?哲学書の限界を超えた面白さ。

感想・レビュー・書評

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  • 読書日:2012年1月12日-13日
    岩波文庫でも理解出来るけど
    馴染みのある関西弁なので深く理解が出来ました。
    著者は大阪の方なのに京都の様な上品さを感じた所がありました。
    SócratesもPlatonの言い分も分かるだけに
    どちらが正しいのか間違っているのか、
    良いのか悪いのか判断に迷いました。
    ややSócratesの方が考え込み過ぎかなと感じました。
    Platonのその後よりも、息子達がどうなったのか気になります。

  • 「ソクラテスの弁明」と「クリトン」を関西弁で訳したもの。関西弁が楽しくて楽に読めた。実際にソクラテスのような人がいると、一般の偽善者達は居心地が悪いだろうな。

  • 関西弁に慣れていない人にとっては読みにくい本

  • ソクラテスのおっちゃんてオモロいなぁ。
    関西弁で訳されとるからメッチャわかりやすいわ。

  • 無知の知、ソクラテスが関西弁だったら。という視点で翻訳されている。
    親しみやすい本だと思う。
    「自分自身の本質を高める」って、むずかしい。本質ってどういうことだ…?



    「もし私の方が、ひとより何らかの知恵があると言えるんやったら、それは、私があの世やことがようわからんから、それを素直に認めて知らんと思ってるっちゅうことでしょ」p62

    「お金とか地位とかそんな自分にまとわりついてるだけやもんに心血を注ぐよりも、もっと自分自身の本質なもんを高めるように、立派な思慮ある人物となるように努力すべきやないですか。」p87

    「人間にとって1番善いことは、優れた品性や人格っちゅうのはどういうものかを問いかけ、日々、自分の魂を見つめ直していくっちゅうことで、魂を磨くことをせえへんっちゅうのはいきてへん」p92

    「世間の目ぇきにすんねんな。どおでもええやつらのいうことなんか、放っといたらええやん。何も考えんと、ただ流されとるだけやん。」p115

    「世間の目ぇっちゅうもんは、あんまし気にせんでええっちゅうことになるんちゃうか?それよか正しいかまちがえとるかをよぉ知ってる人、つまり真理そのものが何て言うか気ぃつけてたらええんちゃうやろか」p127

  • ソクラテスを死に追いやる裁判での弁明を、弟子プラトンがしたためた書。だが、全編関西弁(船場ことば)であるため、落語を読んでいるような感覚(笑)
    「分かりやすい」「面白い」とは、人に伝える際に非常に強力であると再認識。

  • 三葛館一般 131.3||PL

    プラトンの「ソクラテスの弁明」を手にするとたいていの人はたじろぐんでしまうかもしれませんが、本書は関西弁で書かれているため、とても読みやすく親しみを感じます。生きることの意味、善と悪、国家と法、死の捉え方を生きた言葉として伝えてくれます。
                                  (ゆず)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=85426

  • ちょっと読みにくいけど、要旨は掴める。

    本物の翻訳版を読んだことがありますが、それなりに理解は出来ても、他人に説明出来るか?というと微妙。

    そんなわけで、復習の意味もこめて読んでみました。

    少し砕けた口調なのでわかりやすいですが、関東の人間なので関西弁が少しだけうっとおしいのが残念。

    コンセプトはわかりますが、気持ちとしては標準語版でもう少し品のある文章で読みたかったかな。

    ただ、古典を読む裾野を拡げるという意味では良い本だと思います。

    古典は読みたいけど、難しいからな〜と思っている人にオススメです。

    これを読んでから本物を読むのがいいと思いますよ。

  • 4月27日『ことばの日』この一冊!

  • ソクラテスのおっさんが何言っているのかは理解できないのと、反論したくなるところ、筋通ってないんちゃう?っておもうところは多々あったものの、最後まで読ませる力は認める。ソクラテスが極端でけったいなじいさんになっていた。
    クリトンがより楽しめた。

    「魂のエクササイズ」って表現がいいね

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著者プロフィール

前427-347年。古代ギリシアの哲学者。代表作に『ソクラテスの弁明』、『クリトン』、『ラケス』、『饗宴』、『国家』など。

「2017年 『リュシス 恋がたき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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