イングリ―熱血人情高利貸―

著者 :
制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
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本棚登録 : 86
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891991678

作品紹介・あらすじ

身長175センチ以上の大女で、手足が長く顔が小さいところはスーパーモデル風だが、肩幅の広い骨格には全身に格闘家並みの筋肉がついている。年齢不詳のタフなおばさんで、鬼より恐い高利貸し。顔がイングリッド・バーグマンに似ているのでイングリと呼ばれているが、本名は海堂。これが強いの何のって、ヤクザも一捻り。規格外のニューヒロインがサギ事件や難事件を次々に解決する痛快人情アクション!

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。イングリの爽快さ、かっこよさが気持ちをスカッとさせてくれました。
    最後、ちょっとウルっと涙が出てしまいました。
    あとがきもよかった...。

  • 全てのキャラが活き活きしている。個性の強い面々がテンポ良くストーリーを展開していく。筆者後書きを読んで、あぁ、なるほどと感じた。タイトルは一体何を意味しているんだろう?と思っていたが、それは中で直ぐに分かる。
    根っからの悪人も出て来るが、生々しく描かれず、展開も基本的には早いので、サクッと読みたい人にはお勧め。

  • テンポもキャラクターもよくて短いのでサクッと読める

  • 楽しく読みました。

  • 強くてカッコ良い女高利貸しの
    痛快活劇

  • イングリッド・バーグマンに似た
    海堂というタフなおばさん。
    長身に格闘家並みの筋肉がつき、強い。
    彼女が難事件を解決していく痛快人情アクション。
    読んでてなんだかすっきりする1冊。
    イングリ、怖いけどいい人だよなぁ。

    ちなみに、本物のイングリッドバーグマン、
    とてもキレイな人だね。

  •  正月に読むのにぴったりの単純明快すっきりとわかりやすく面白い本。イングリットバーグマン似の女高利貸しが大活躍。

  • ヤクザも怖れぬ女金貸し社長が、ホストを巻き込んで事件を解決する、いわゆる痛快娯楽活劇である
    この手の話は細かい事を気にせずに思い切り楽しめば良いのだ

  • なるほど、イングリット バーグマン似ってことなのね。
    痛快でスルッと読んでしまった。
    実写ドラマで見てみたい。

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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