小説 ロード・トゥ・ドラゴン(下)

著者 :
制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
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本棚登録 : 11
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891993092

作品紹介・あらすじ

偽悪食竜"ナグルファル"の惨劇より二年。トライエル王国は騎士たちの活躍により平和が保たれていた。しかし国王が謎の病に伏せってしまう。王女イザベラに命じられた騎士サイファーはその治療法を探るため王都を離れるが、その道行きは王国に潜む更なる闇へと通ずるものであった。

感想・レビュー・書評

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  • 大まかなストーリーは知っていたけど、改めてこういう物語(小説)にされると悲しみが増す。ディンクとソアルとかもう…………。

  • 大変面白かった。

    大変面白かったがその大変面白かった理由はゲーム内においては他人を冷たく見下し塵芥のごとくに扱い、そうでないと生きていけなかったイザベラがどう豹変するか、どのように心理を変えていくか、その変貌にあったと思う。

    騙されているサイファーの心中が詳らかに描写されているのは良い。
    けれどイザベラの内心が実際にそうであるかのように地の文で描写されるのはいただけない。
    騙された そのカタルシスに浸るためには上手に騙しきってくれなくてはいけない。
    例えば地の文ではなくサイファーから見ての印象、他の人員から見ての受け取りようで全て描かれていれば、ああ彼女は国を命懸けでペテンにかけていると感銘も受けたろうけれど。
    ゲーム内で悪役である彼女を小説内部では善女として描き騙し切る、それは本当に騙して欲しいと思うのだけれど、それを描くために地の文で嘘を挟んでしまうのは本末転倒だ。

    それにしたって面白い 面白いからこそもっと上手に騙して欲しかったなと思ってしまった。

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