小説 夏空のモノローグ (オトメイトノベル)

著者 :
制作 : 一二三書房 
  • 一二三書房
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本棚登録 : 11
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784891994600

感想・レビュー・書評

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  • ツリーの齎したループ現象により、7月29日を繰り返す土岐島高校科学部は葵の浴衣が見たい!というカガハルの提案で七夕パーティを開催することに。無限に繰り返される7月29日の中で彼らは何を星に願うのか。ある者は未来を求め、ある者は喪失を怖れ、またある者は――発売から七年を超えても愛される名作・夏空のモノローグ。ファン待望のオリジナルエピソードでの小説版がついに発売。ディレクター・一ジョー氏監修のもと綴られる“何度目かの7月29日”!

    夏空のループもの設定ゆえ、いつ読んでも楽しめるし、いつどこで挟んでも楽しめる。違和感がないのがすごいです。ゲームやってない人やハードがなくてゲーム出来ないよって方にもおすすめしたいんですが!みんなの全ての裏の事情(要は個別ルートに入らないとわからない設定など)が全部書かれているので未プレイの人にはおすすめできないかも。夏空是非やってください!スマホアプリ版が出来ましたので… でも裏を返せばそれだけ、夏空の熱心なファンにはたまらない作品であるということです。
    特に良かったのは木野瀬くんと部長の駄菓子屋での会話と部長と綿森のシーンと部長の特異点での描写と……って全部部長やんけ!推しだからな。部長が過去最高に格好いいので我こそは科学部名誉部員と言う方は全員読んでください。あと先生と翔君の過去も良かったです、泣いた。ただこの小説の仕様上といいますか葵の視点からの文章はなかったのでそこはちょっと惜しいところかも知れません。でもホントにいい物語だったので夏空をプレイした皆さんは是非に!読んでください!ね!

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