神秘学オデッセイ―精神史の解読

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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892030550

感想・レビュー・書評

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  • 尊敬している二人が対話している。神秘学を射程にとらえた精神史を語っている。読んでいると、読みたいと思う本がどんどん増える。おそろしい本。興味や感覚に共感を覚える人同士の対話なので内容がよく沁みるし好きな方向に広がるものがある。個人的にはいい対談本だった。神秘主義に興味があるなら読むといいと思う。

著者プロフィール

東京・代々木生まれ。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、ルドルフ・シュタイナーの思想と出会う。1973年まで慶應義塾大学文学部で美学と西洋美術史を担当。その後シュタイナーとその思想である人智学の研究、翻訳を行う。
著書に『ヨーロッパの闇と光』(新潮社)、『シュタイナー 哲学入門』(岩波現代文庫)、『シュタイナーの人生論』(春秋社)、訳書にシュタイナー『神智学』(ちくま学芸文庫)、 シュタイナー『ニーチェ──みずからの時代と闘う者』(岩波文庫)その他多数。

「2022年 『シュタイナー教育入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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