疾走するアジア―現代アートの今を見る

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  • 美術年鑑社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892101830

作品紹介・あらすじ

"通信アジア"4年間の記録(新美術新聞連載)。南條史生・現場からのレポート。

感想・レビュー・書評

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  •  欧米は世界中の学生に欧米が考えるアートの概念と言語を教える。現代美術の表現と内容はいまや国際言語となり、これを習得しこれを用いて制作しこれをキュレーションし自国に帰れば指導的な立場にたつ。けれども、美術はそれぞれの社会の奥深い部分とつながっている。我々は自分たちが属しているこの日本そしてアジアの定義について論じ続けなければならない。

    『今の我々の視点が歴史を語らせるのであり、今の我々の思想が、それを規定しているのだ。さてこのことと、今を記録する現代美術展としてのビエンナーレは、どのような関係を結ぶのだろうか。歴史とは何か、現在とは何か、我々の誰がどのようにして歴史を書くのか。美術は、「趣味」の問題ではない。』61頁

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プロフィール

茨城県北芸術祭総合ディレクター、森美術館館長。1949年東京都生まれ、慶応大学経済学部卒業後、美術史を学ぶ。国際交流基金勤務を経て、南條事務所を設立。国内外のアート展を企画・プロデュース。日本を代表する現代美術キュレーターの一人。

南條史生の作品

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