1809-1884 フランスの小ロマン派の詩人・小説家。莫大な財産を相続し、詩作、小説、演劇台本、ヴァイオリン演奏に明け暮れる。生前から幾重もの伝説に彩られ、白と黒の杖をつき、奇妙な黒衣、「ゴシック建築の塔に暮らし、黒壇の棺で眠る」とも噂された。没後、時代の波に忘れさられるも、アンドレ・ブルトンのシュルレアリスムに見出され復活。日本でも澁澤龍彦によって、多くのファンを獲得する。 「2015年 『失われた時』 で使われていた紹介文から引用しています。」