- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784892386688
感想・レビュー・書評
-
わたし、ママやパパに自分のこと、うまく話せない。 だから手紙を書こう。手紙を書いて、わたしの気持ちをママやパパにしってもらおう...そうだ、あそこへ行こう。ノートをもって。隠れて手紙をかくところは...〟少女は気持ちのすべてを手紙に書いて、ママとパパに伝えようとする。古いお屋敷の荒れた庭に入りこんで手紙を書くうちに「わたし」の心は、ママとパパへの思慕がつのっていき…。傷つきやすい少女の心の葛藤を繊細に描いた、ガブリエル・バンサンの「家出」に次ぐ甘く切ない「手紙」編。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガブリエル バンサン (著), もり ひさし (翻訳)
-
どうしても面と向かって話せない女の子は、両親に手紙を書くことになりました。
その内容は・・・。
幸せになれるといいなあ・・・。 -
お母さんとお父さんへ手紙を書きます。
しかし、手紙の中身はほとんど出てきません。
手紙を書くときの気持ちの動き
手紙を書くときに出逢うよき理解者
言いたいことを口にするより
伝えたいことを頭に浮かべるより
開いて見せたい想いを文字にするのは
どくどくと胸打つ音に生を濃く感じる -
ここは みすてられたような あれた庭。わたしが ママとパパに 手紙を書くのはこの庭のなか。わたしは・・手紙を書くのにちょうどいい場所を見つけ、いいたいことや、してほしいことを、時間を掛けて書いていきます。そのノートにたくさん書いた、パパやママに伝えたかった気持ちとは?
子供の時に伝えられなかった気持ちがある。それはただ「そばにいてほい」という気持ち。そんな気持ちを代弁してくれているような絵本です。絵がまたさみしくて、心の琴線に触れてきます。さみしい気持ちと仲良くなりたいときにおすすめの絵本です。
-
烏兎の庭 第一部 絵本 2.27.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/ehon/tanpyo.html#030227