十二支のお節料理

著者 :
  • ビーエル出版
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本棚登録 : 516
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892387418

作品紹介・あらすじ

本来は五節句の料理のことですが、五節のうち、とくに年の始めが重んじられ、お節といえば正月料理のことになりました。色どりよければ栄養バランスにもかなっているはずで、重箱に美しく盛られたお節は食欲をおこし、支度かたづけも少なくてすみ、皆が楽しく心おきなく食べることができます。これこそ健康の第一であり、願わなくても一年の活力はおとずれるはずです。それぞれの地方や家々に伝わるお節があり、こうした日本の食文化を、大切にしたいものです。一年のしめくくりとはじまりに、我が家ならではの楽しいお節を演出しては、いかがでしょうか。なお十二支の動物たちがなぜえらばれ、どのように順番がきめられたかは、わかっておりません。

感想・レビュー・書評

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  • 毎年年末に必ず図書館で借りる本。買えよって感じなんですけどね(笑)

    ★★★
    神さまは12匹の動物に正月を迎える準備をさせました。
    家を片付けご馳走を作り方付けをした12の動物達の家に静かに雪が積もり、いよいよ新しい年を迎えます。
    ★★★

    長男が3歳ごろの時何気なく借りたらそこから干支にはまり、親戚や友達の干支を聞いて覚え、絵本の動物達になぞらえています。

    神様に負かされた役目をちゃんと果たした姿はなかなか格好いい。動物達の正月準備の賑やかさから、雪の積もる深夜、そして晴れ着を来て勢ぞろいする動物達、と絵本としての流れも感慨があります。

  • お節料理がだんだんなくなっていきつつある昨今、動物たちの絵もかわいく、ずっと読みつがれてほしい絵本だと思います。

  • 毎年暮れになると、この本を開きます。

    世間のせわしさとは別の
    すがすがしい空気が
    自分の体に満ちてくる気がして。

    お正月を迎える前の晩
    そして新年の朝

    大胆な構図の絵と色のコントラストを
    味わってください。


    幼稚園年少さんから
    大人も(大人だからこそ)
    心洗われる絵本です。

  • 3'30"

  • 図書館本。次女の好きな川端誠さんの絵本。十二支でお正月の準備を進めています。

  • 年の神様が十二支を集めて、お節料理の準備を命じました。ぐんぐん進む新年の支度を見ていきます。

    年の瀬に読んで、お節づくりの気分を上げたいです。
    十二支たちは各々、得意分野で活躍をしています。ページをめくるごとに、着々とお節の準備が進むので、わくわくしました。新年の朝の場面は、気持ちのいい空気が流れているのが伝わってくるようでした。

    そういえば、鏡餅にエビがついていて驚きました。

  • 2y2m
    ・正月に合わせてクリスマスから借りた。早めに予約して正解

  • 日本の伝統や慣習に疎いので買った絵本。内容より最後の文字のないページが好き。

  • そうか、この人の絵だったんだ。最後の絵が見たくて、ずっと探していた。とてもうれしい。こんな話だったんだな。おせちをつくるの自体はそれほど大きくなくて、年越しの話だったのね。辰が、なんか、好き。

  • 十二支ってそういう意味なんだ。初めて知った。

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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