おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

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  • BL出版
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レビュー : 77
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892387708

感想・レビュー・書評

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  • 幼い頃なら誰しも一度は疑問に思っただろうこと。
    おじいちゃんにもおじいちゃんて、いたの?
    どんなひとだったの?
    素朴なテーマだが、読んでみると奥が深いことに気が付く。
    命が連鎖することや、輪廻転生とか、ここが小さな哲学の始まりかもしれない。

    もっとも、これが絵本作家さんとしては最初の仕事だという長谷川義史さんは、
    あっさりとそれを表現するほどのお方ではない。
    何しろ笑わせる。
    素敵なお話でも、笑って笑って、もうこらえきれないほど笑ってしまうのだ。
    そして、笑いすぎてたまった涙を拭いながら、ああそう言えばと、もう一度思う。
    こういう遊びしたなぁ、あの頃は。

    力強くてユーモアたっぷりの、デフォルメがきいた絵。
    これがまた良い味わいを出している。
    おじいちゃんの、おじいちゃんの、そのまたおじいちゃんの・・と時代を
    遡るにつれて、背景もどんどん変化していく。
    その細かな描写を眺めているのも楽しい。
    「ひいひいひいひいひい・・」の凄まじい連射は、全部読まないといけないのかな(笑)
    でもこの繰り返しこそが歴史だものね。

    表紙の裏側と裏表紙の絵も、ぜひお見逃しなく。
    描かれた小道具のひとつずつを、じっくり見ていると色々な気持ちがこみ上げる。
    最後は希望のある未来を暗示させる、なんだか素敵な一冊。

    「ひいひいひいひいひい・・・」を真面目に読んだら10分はかかりそう。
    幼児から大人まで。

  • いのちの話をするときに、自らの「いのち」だけを考えるといつか苦しくなるのです。

    いのちの大切さを知るために、「いのち」のつながりを知ることが大切なのです。

    いのちは自分だけのモノだけでなく、みんなのものであるとわかると

    いのちは粗末にするなど、できなくなると思うのです。



    などと堅苦しく感じさせないのが、とてもよく

    This is 絵本!

    ジンワリ伝わるこの感じ・・・。

    そして大爆笑!!大爆笑しながら心の奥に刻まれるのです。

    「ぼくはどこからやってきたのだろう?」

    読めるもんなら読んでみろ!

    読めるもんなら読んでみよう!

    知らぬ間に意地になっている自分、となりでウトウトしている子どもたち・・・

    長谷川さんにハズレなし。

    今回もやられてしまいました。。。

  • 読み聞かせが大変…。

  • 話が来てから3年がかりで出版に至ったという長谷川さんのデビュー作。私が知ったのはその鬼編集者の講義でだった。なのでボツのラフやダミーも拝見させてもらった。これで「やり直そう」と言ったのかと知ると涙が出て来そうになったよ。
    というわけで、お話は面白いのに私は泣けてくる絵本として本棚にある。子どもの飽くなき探究心が時代を遡っていく壮大なファンタジーという表現は違うかもしれないけど…ひいひいひいひい…の数だけ笑えて
    泣ける一冊なんだ。きっと読み聞かせも大変だからこそ面白さが増すと思うよ。


  • 風味絶佳では、ワークショップ開催時に
    担当の先生にも毎回、ブックトークをしていただいていました。

    それぞれの先生の色が出ていて、
    毎回楽しみだったことが思い起こされます。

    ベビーマッサージの東辻由美先生がご紹介くださったこの絵本。
    長谷川義史さんの作風と内容が見事にワークショップにマッチング。

    脈々と紡がれる命と、平和に暮らせる日々に感謝したことを思い出しました。

    美しい日々でした。

    おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんは、なにしてたのかな。

  • 自分の祖先をたどる話。最後には、サルまで繋がっていく。今と昔の違いにまで気づかせたら楽しい。「ひいひい・・」と続いていくところは子どもも好きそう。

  • 一年生の教室で読みました
    所要時間5分強

  • 「絵本であそぼ!」で紹介。

  • 楽しかった。ひいひいひいひいひいひいがいっぱい
    読み聞かせ大変。本当にあっているのかなって疑ってみたりして

  • おさるさんがおもしろかった。

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著者プロフィール

長谷川 義史(はせがわ よしふみ)
1961年、大阪生まれの画家、イラストレーター、絵本作家。 グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、絵本デビュー。独特のタッチとユーモアあふれる作風で、あたたかな世界を描く。日本でもっとも注目されている絵本作家。『ぼくがラーメンをたべてるとき』(教育画劇)で、日本絵本賞、小学館児童出版文化賞受賞。『へいわってすてきだね』(ブロンズ新社)でMOE絵本屋さん大賞第1位。絵本の翻訳も多数手がけている。三人の男子の父。

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