アロくんとキーヨちゃん

著者 :
  • ビーエル出版
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本棚登録 : 25
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784892389269

感想・レビュー・書評

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  • 実は よくわかりません。

    でも

    絵はかわいいです。


    アロママさんが「おけしょうちゅう」ってとこが好き。
    あと、帰ってきたアロママさんが
    「あら キーヨちゃん きてたのね。こんばんは。 でも もう おそいわよ」
    っていって、キーヨちゃんが
    「こんばんは アロママさん。 もう そろそろ おいとまする つもりだったの」
    っていうとこ、なんとなく、緊張が走ります。
    アロくんも、こころなしか、後ろめたそうな?

    さいごの「みなさんは もう しってますよね」「じゃ おやすみなさい」
    の2ページも好きです。

    でも つまるところ何なんだか、さっぱりわかりません。

    (かさ)

  • レオ・レオニの『あおくんときいろちゃん』のパロディではありますが、原作を引きずりおろすようなものではないと、浦桐鱒三(知らない人ですが)さんが、かきぞえに書かれていますが、確かにもっと売れてもいいと思いました。それに色の面白さだけでなく、別のことも折込表現されていますよね。

  • この本はパロディではなくオマージュだそう。
    そう、「あおくんときいろちゃん」のね。

    まず絵からしてシュール。
    おふろばから遊びに入ってくるキーヨちゃんとか笑えるし。
    青と黄色。んで緑。
    夕焼けさんの赤が入ったらどうなるかな?

  • Mr. Leo Lionniに敬意を表しつつ。

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著者プロフィール

1955年、兵庫県姫路市に生まれる。
絵本、小説、評論、翻訳、作詞作曲、演奏など多様な表現を試みる。長崎市在住。
1976年第3回創作えほん新人賞を受賞した『はせがわくん きらいや』(すばる書房/現在、復刊ドットコム)でデビュー。
森永ヒ素ミルク中毒事件(長谷川自身もヒ素の入った粉ミルクを飲んだ)を扱いながら、日本人の生活や心理を大胆に切り取り、斬新な絵本作法で鮮烈なデビューを飾った。
『見えない絵本』(理論社)で、1990年第20回赤い鳥文学賞。
『石とダイヤモンド』(講談社)、『鉛筆デッサン小池さん』(筑摩書房)で、1992年第14回路傍の石文学賞。
『ホームランを打ったことのない君に』(理論社)で、2007年第12回日本絵本賞。
ジャンルを問わず作品多数。2012年、第34回姫路市芸術文化賞。
2013年『およぐひと』、2014年『アイタイ』(解放出版社)を刊行。原発災害に向き合った視点を貫く。
2002年から京都造形芸術大学客員教授。

「2015年 『あなに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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