セレスティーヌ

  • ビーエル出版
3.98
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本棚登録 : 209
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892389498

感想・レビュー・書評

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  • ガブリエル・バンサンの「くまのアーネストおじさん」シリーズは読んだことがありませんでした。この本は、ねずみのクリスティーヌとくまのアーネストおじさんの出会いを描いた本。150ページを超えるデッサンの絵本です。

     ぼくが アーネストです
     セレスティーヌとぼくが どのようにして
     であったのか、ま、そのはなしを きいてください

    セピア色のペンによるデッサンからは、たよりなげな赤ちゃんネズミのクリスティーヌの姿と、守り、愛おしむアーネストの思いが、溢れんばかりに伝わってきます。ベットに安らかに眠るクリスティーヌに寄り添うアーネストの姿を見ると、嬉しい涙が滲んでしまいます。

    色彩のあふれる絵本とは異なり、素朴だけど確かなデッサンのタッチから、心を伝えられる絵ってあるのでね。

    表紙と裏表紙をめくると、一面に愛らしいクリスティーヌのペン画がいっぱいに描かれています。素敵な作品です。淡く彩色された「くまのアーネストおじさん」シリーズも読んでみたくなりました。

  • 絵に魅せられる。
    文は言葉少なにぽつりぽつりと落とされてくる。
    だけど絵が発する言葉はとても豊か。
    言葉以上に心を揺さぶられる。

  • ガブリエル・バンサンが好きで好きで。
    大人になってから出会った絵本です。間の取り方、というか、絵から伝わる空気がすごく好き。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「間の取り方、というか」
      そうですね!
      余白の使い方が巧い。まぁ確かなデッサン力があるから、描かれた絵の瞬間だけじゃなく、その前後の情景をも...
      「間の取り方、というか」
      そうですね!
      余白の使い方が巧い。まぁ確かなデッサン力があるから、描かれた絵の瞬間だけじゃなく、その前後の情景をも想像させるからだと思います。
      2013/03/13
  • ママが大好きなガブリエルバルサンの絵本

  • 5.0
    愛情深いアーネストがだいすき

  • 子供に読むには少し長くて、台詞のない部分もあるけど、まるで映画のような。そしてタッチが素敵。

  • 中日新聞の日曜版に掲載されていたのを見て知った。絵がとっても素敵で、泣けてきてしまうなあ。シリーズものみたいで、成長したセレスティーヌを見るのが楽しみ。

  • 【えほん読了メモ】 (150805 21:10)
    1. ガブリエル・バンサン作、もりひさし訳 『セレスティーヌ 〜アーネストとの出会い〜』/ブックローン出版/1988 Apr 1st/Gablielle Vincent "La naissance de Celestine"
    2. ジャネットとアラン・アールバーグ作、佐藤涼子訳 『もものき なしのき プラムのき』/評論社/1981 Feb 25th/Janet & Allan Ahlberg "EACH PEACH PEAR PLUM"
    3. デヴィッド・ウィーズナー作、当麻ゆか訳 『かようびのよる』/徳間書店/2000 May 31/Davit Wisner "TUESDAY"
    4. 冨成忠夫、茂木透=写真、長新太=文 『ふゆめがっしょうだん』/福音館書店(かがくのとも)/1986 Jan 1st

  • 絵のタッチがすばらしい。ひとりで生活していた寂しさから、相手ができた喜びが溢れてる。

  • 孤独なクマが、
    捨てられたネズミを拾い、
    優しく夢中になり、
    愛を育んでいく、
    はじまりの物語。

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