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- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892570230
作品紹介・あらすじ
狂気漂う長い夜を彷徨する少年少女たちを描いた短編小説集。初の単行本化作品5点収録。 解説/伊佐山ひろ子
感想・レビュー・書評
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『夜の終わりに』、『声のない日々』、『悲しき願い』、『渇きの海』、『血いろの太陽』、『九月の子供たち』、『歩く人』、『郷愁の60年代グラフティ 勝手にしやがれ!』、『なつ子』の9篇を収録した短編集。痛みも罪悪感も幸福も絶望も感じない少年少女、男と女が破滅に向かって彷徨う。『血いろの太陽』は今まで読んだ鈴木いづみの小説で一番良かった。快楽と暴力と精液と小便の臭い。破滅に向かう男女を描かれている。主格が「私」の男性一人称で書かれた小説はこの小説だけだと思う。
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2007
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痛い!ほんとに痛い!
何がどう痛いのかは読めばわかる。とにかく時代そのもの、若者丸写し、いつの時代も思春期は同じだね。さらっと書かれてる一文にすごいことが書いてある。 -
普通の短編小説より、3巻4巻のSFの方が鈴木いづみっぽいと思う。でもこれ読んだとき、読み終わりたくないな、って思った。
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