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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892570391
作品紹介・あらすじ
絶望の彼方に遊ぶ、恋人たちの風景。初期作品から、静謐な諦観につつまれた晩年の掌編までを収めた短編小説集。 解説/高橋源一郎
感想・レビュー・書評
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『もうなにもかも』、『さよならベイビー』、『ペリカンホテル』、『トリプル・スワップ』、『本牧ブルース』、『赤い部屋』、『街の小説-新宿1970年 カミング・ホーム・ベイビィ』の7編を収録した短編集。どの女の子も「自由」を求めて、「母」から、「常識」から、「束縛」から逃れる手段として男の子と寝る。だけどそれは積極的ではなく、諦念している。「寝てみたら男の子ってバカ!」ってどの主人公も言っている様だ。それが妙にリアル。
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本牧ブルースって名前の別の短編が載っている。ジョエルについて。ちなみにジョエルのモデルは鈴木いづみが死んだあとの「鈴木いづみ1947-1986」にコメントを寄せている。
彼女の中でジョエルが死んだということ?
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