鈴木いづみセカンド・コレクション〈1〉 短編小説集 ペリカンホテル

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  • 文遊社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892570391

作品紹介・あらすじ

絶望の彼方に遊ぶ、恋人たちの風景。初期作品から、静謐な諦観につつまれた晩年の掌編までを収めた短編小説集。 解説/高橋源一郎

感想・レビュー・書評

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  • 『もうなにもかも』、『さよならベイビー』、『ペリカンホテル』、『トリプル・スワップ』、『本牧ブルース』、『赤い部屋』、『街の小説-新宿1970年 カミング・ホーム・ベイビィ』の7編を収録した短編集。どの女の子も「自由」を求めて、「母」から、「常識」から、「束縛」から逃れる手段として男の子と寝る。だけどそれは積極的ではなく、諦念している。「寝てみたら男の子ってバカ!」ってどの主人公も言っている様だ。それが妙にリアル。

  • 本牧ブルースって名前の別の短編が載っている。ジョエルについて。ちなみにジョエルのモデルは鈴木いづみが死んだあとの「鈴木いづみ1947-1986」にコメントを寄せている。
    彼女の中でジョエルが死んだということ?

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著者プロフィール

ISS 及び日本コンベンションサービスの会議通訳者として稼働後、1978年に渡米。ミシガン州にて1984年、鈴木・マイヤーズ&アソシエーツ㈱を設立。1989年、アメリカ翻訳者協会(American Translators Association : ATA)に加入後、日英両方向の認定翻訳者となり、日本語部門長、理事、翻訳認定試験審査委員などを歴任。現在は認定委員会委員及び通訳方針諮問委員会委員(Interpreting Policy Advisory Committee)を務める。1991年に創立されたミシガン翻訳者通訳者ネットワーク(Michigan Translators/Interpreters Network:MiTiN)の発起人の一人で、長年会長を務めた後、現在は理事会アドバイザー。2003年、カリフォルニア州にて日英の認定法廷通訳人の資格取得。全国司法通訳者翻訳者協会(National Association of Judiciary Interpreters and Translators : NAJIT)会員。

「2016年 『裁判員裁判時代の法廷通訳人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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