- Amazon.co.jp ・本 (517ページ)
- / ISBN・EAN: 9784892570766
作品紹介・あらすじ
詩人、小説家、漫画原作者、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、タロット研究者、そして、サイコテラピスト。カルトムービーの鬼才は、マルチアーティストだった。いじめ、虐待を受けた少年期、詩へのめざめ、瑞々しくも激しい恋と友情、数々の芸術実験、オカルト的精神修行、そしてサイコテラピーの道へ。ホドロフスキーは、今もイマジネーションの限界を押し広げようと絶えざる努力をしている。踊り出す現実世界と立ちあがる幻想世界、想像力で自分の世界をつくってきた『エル・トポ』監督自伝。
感想・レビュー・書評
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彼の映画はいわずもがな、ホドロフスキー自身を映像でみると、溢れ出るエネルギーに驚きます。
こんな人が存在しているなんて、こんなに"生きている"人がいるなんて。
そもそもどうしてそんなに生き生きしているのか、
その理由は、この本を読むと腑に落ちます。
強刺激。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画最高でした。「未来の君はもうすでに今の君自身なのだ。苦しみに感謝しなさい。そのおかげでいつか私自身になれる。生きろ」
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ホドロフスキー観てみようかな~と思って。。。よくよく興味が有るもののレビューを見るとそこに猫丸さんがいますw いつも参考になります!ホドロフスキー観てみようかな~と思って。。。よくよく興味が有るもののレビューを見るとそこに猫丸さんがいますw いつも参考になります!2014/07/25
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「ホドロフスキー観てみようかな~と」
思うに至ったのは何故?(そちらに興味が)
因みに、この本は夏期休暇中に読む予定です。。。「ホドロフスキー観てみようかな~と」
思うに至ったのは何故?(そちらに興味が)
因みに、この本は夏期休暇中に読む予定です。。。2014/08/11
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私自身を変えるためには知性か想像性か。
私は後者を選んだ。
想像することで人生と向き合える。
もし私が山だったら、川だったら、神だったら。
そんな風に視点を動かしてあらゆるものからの教えを知り、学ぶことで人生というもののあり方が見て取れるのだと。
ここは広すぎる宇宙の小さすぎる銀河の果ての地球、、
そんな中のひと世代の移り変わりの中のただ一つの命、、
ものの大きさで価値は測れない。
本当に大切なものを大切にして、どこまでも本物を探しに行く物語。 -
文学
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ホドロフスキーの自伝的小説
高校生の頃バウスシアターでエルトポを観て衝撃を受けてから、ホドロフスキー映画に注目しています。
前半はとても面白かった。
後半はあまり記憶にないのです。
ごめんなさい。
リアリティのダンス、映画はとても良かったです。
エグい映像表現とは裏腹に深い人類愛のようなものが溢れている。 -
すばらしい本だが、自伝としては初期の詩的行為を試みるまでのところが秀逸で、後半のサイコマジックの執拗な記述はそれを読みたくて読んでいる人以外には、いささか食傷させるものがあるのではないか。
まあおそらく、治癒ー芸術ー詩化というものが、ホドロフスキーの中でわかち難いものであるということだと思う。
ちなみに映画も素晴らしかった。 -
時々いい言葉があるけれど、取り扱いが具合が悪くなるぐらい下品なところがある。読む人を選ぶ作品。
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【選書者コメント】「映画は詩である」そうなの?