うさぎのくに

  • ペンギン社
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本棚登録 : 113
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892740176

感想・レビュー・書評

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  • 原題 RABBIT COUNTRY
    by Denise and Alain Trez 1966
    なかがわけんぞう 訳 1981

    4分弱

    おうさまうさぎの重いかんむり

  • 軽快な絵なのになかなか奥が深い内容。権力が
    与えられた途端偉そうになり、解放された途端元の関係に。
    読み聞かせはあまりしなかったけど、私は好きな一冊。

  • この作者うさぎが好きすぎるだろう…というくらい、どのページもうさぎだらけ。
    と思ったら、ぜんぶスタンプだった。シュール。

  • 王様なんか要らなくて、皆んなが仲良く暮らす事が一番いいのね❣️

  • 六つの型のみで描かれているうさぎ達。形はどれも同じなのに、絶妙なインクと押し方のニュアンスで、全く単調には感じられない。それがなんだか、人間も、人間という型の中にみんないながら、とても個性的に感じられるのと同じような現象に感じられた。

  • おとなのえほん
    http://ehon.hatenablog.com/entry/rabbitcountry

    うさぎたちが偶然、草むらで見つけた「王冠」というのは
    にんげん社会では「役職」とか「階級」に相当するなと感じた。
    完全フラットな横一列の組織が優れているわけではないだろう。

  • 1981年初版。もっと最近のものかと思ったら意外でした。赤い線のうさぎと、黒い線で描かれた背景のシンプルな絵。とぼけたウサギの表情と相まって、じわじわおかしさがこみあげてくる。あとがきを見て、うさぎの絵が6パターンしかないことにびっくり。

  • 「うさぎのくに」

  • えらい思想的な本だなというのがわたしの感想。もちろん、娘はそんなことは思わず、たくさんのウサギに純粋に喜んでみている。

    実は、うさぎは6種類のはんこで押されているって、ほかの人のレビューを見て知りました。そう、王冠脱いじゃうと本当に見分けつかないもんね。

    子供たちも、こうやってのびのび遊んでくれるといいね。

  • 王冠が落ちていたので、一番高くジャンプ出来たウサギが王様になったけれど、王冠が重くてイライラ。
    鳥に捕まったとき、王冠だけが持っていかれて、全ては元通り、めでたしめでたし。

    シンプルな線に、赤一色で描かれるウサギたちが、ストーリー的にもかわいい。

  • はんこのうさぎ

    仲良く遊んでたのに、王様決めたらうまくいかなくなる話

  • ここにでてくるうさぎは、みんな判子で押されたうさぎ。
    たったの6種類しかないのにすごい躍動感。

  • どこを見てもウサギだらけの“うさぎのくに”。ある日ひょんなことから王様うさぎが誕生しますが、その王冠が原因で頭が痛くなって、イライラ…。でも、最後はみんな一緒。王様も家来も区別なく、もとも“うさぎのくに”に戻れてめでたし、めでたし。たくさんのうさぎに大喜びしていました。

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