でんでんむしのかなしみ (国語が楽しくなる新美南吉絵童話集)

著者 :
  • 星の環会
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本棚登録 : 12
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892945489

作品紹介・あらすじ

新美南吉の名作「でんでんむしのかなしみ」をダイナミックに描いた絵本。美智子皇后さまの心に「何度となく、思いがけない時に記憶によみがえってきた」作品。生きていくのは楽ではない、それでも皆それぞれに悲しみを抱えて生きているのだと教えてくれる童話。
イラストは、洋画家の巨匠 野見山暁治。でんでんむしの深い悲しみを、がダイナミックに描いた渾身の1冊! これこそアートなのだ! と訴えかけてくる作品。巻末には南吉の短編「里山の春、山の春」「木の祭り」「赤いろうそく」のテキストと、南吉の代表作を紹介し、他の作品への興味を誘います。

感想・レビュー・書評

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  • 9歳息子と読了。

    こども向けの童話だし、もっと軽く明るい内容だと思いきや、1ページ目から既に怖かった。

    お話の内容も、絵も、かなしいというより怖い、暗い、不安、狂気、などの印象だった。

    本当にこれはこども向けなのか?
    あまりにも内容がネガすぎる。。。
    その後お話が展開していき、希望の光が見え始めるのかなと思いきや、その後もネガが伝播し、拡散されていく一方ですごい不安に駆られた。

    結局のところ、でんでんむしが、「かなしみは だれでも もっているのだ。わたしばかりではないのだ。わたしは わたしの かなしみを こらえて いかなきゃ ならない」と気付いて終わる、という斬新でいままで読んだことがないパターンの結末でした。

    かなしみをこらえる。。。深い。
    ときにはこらえるしかない状況もあるし、こらえることも大切。
    だけどなかなか子供にしてはヘビーな内容だな。

    普段平和な本ばっかり読んでる私にとっては久々ガツンときた本だった。

  • ストレートな分、ずんとくる。

  • 新美南吉
    発想がすごいですねえ
    どの童話もですが
    絵がダイナミックで圧倒されます
    人間も悲しみを背負ってこらえて生きていくのですね
    ≪ かなしみを なげいてばかり  もうやめた ≫

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著者プロフィール

1913年愛知県半田市に生まれる。『赤い鳥』に「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。東京外国語学校を卒業後、小学校や女学校などで教鞭をとる。18歳のころ『赤い鳥』に童話を投稿して掲載され、その後「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。1943年、29歳で早逝した。

「2019年 『2ひきのかえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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