自立心と脳力伸ばす 親も楽しむ後ラク子育て―教えず・怒らず・とことん考える母学のすすめ

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784892959868

作品紹介・あらすじ

自己肯定感の高い子に育つ魔法の言葉と、夢をかなえる4つの力とは?編み出し実践した著者自身が効果に驚いた、詰め込みでもゆとりでもない、手間ひまかけて好奇心を刺激する育児法。教えず・怒らず・トコトン考える母学のススメ。

感想・レビュー・書評

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  • 子育て世代におススメ。子どもが台所でのお手伝いをしたがるので、「自分がやったほうが早いのに。。。」という気持ちをぐっとこらえて、お料理男子にになるよう仕込んでいます。何年先になるか分かりませんが。。。

  • 子どもの人生がよりよいものに!
    その想いが強すぎるときっと方向性を失ってしまう。
    子どもの将来を良くするために
    自分の今の見栄は捨てる…
    「氷山の一角」に固執せず
    ”その子がとことん満足しているかどうか”
    ”失敗は成功のための準備”
    ”将来への投資”と思い、親が心を落ち着かせる。

    人に言われて恥ずかしいのは、ほんのわずか。
    子育てに苦しくなった時、また読み返したいと思いました。

  • 【子育て・教育】親も楽しむ後ラク子育て/河村京子/20160617(77/503)<255/45572>
    ◆きっかけ
    ・同著者の本より

    ◆感想
    ・前著、【子育て・教育】子育てが変わる親の心得37/菅原裕子/20160617(76/502)<213/45217>でも「自己肯定感」を唱えていたが、本著も同様。その自己肯定感のヒントになるのが、人生は楽しいと思わせること(親が実践すべき)、とことんやらせること、氷山の水面下を見る、ということ。子育てのパラドックスのように、あれもこれもやり、こなすだけで終わっていると、じっくり子供を観察して水面下を見るなんて出来ない。やはり厳選は必要か。

    ◆引用
    ・子育ての究極の目標:自己肯定感の高い子供にする。
    ・3つの子育ての軸
     -人生は楽しい。生産の楽しさを知っている子は勉強も仕事も前向きに頑張れる。⇔消費の楽しさ(お金や他人の力を消費する受け身の楽しさ)
     -トコトンやらせること
     -氷山の水面下を見る。水面下には、好奇心、想像力、創造力、集中力が隠れている。
    ・自立して夢を叶える子供になるために
     -先考力
     -広考力
     -深考力
     -体脳力
    ・先考力
     ー失敗経験が大切。3つの手伝いを一度に頼む。例)お花に水やって、新聞とってきて、お米といで。段取りが出来るようになる。=>先考力。まず親が子供を先考力で子供の行動を見ること。
     ー絵本の読み聞かせの本当の目的:子供が絵本の世界に没頭すること。子供が自分の想像力を存分に使い、絵本の世界を旅することができたら、子供の世界は広がる。
     ー判断は子供に任せる。例)傘を持ってく、持っていかない。子供に失敗させたくないという親の行為が、子供の判断力や先を読む力を奪ってしまう。
     ーおこずかい:①貯金用、②何かおおきなものを買うための積み立て用、③好きなものをかっても言いお金の3つに分けて管理させる。
     ー将来、生産的な仕事をバリバリこなし、生き生き働くためには、子供のときから、生産的な生活を心がけること。消費の楽しさを覚えさせない。自分の欲しいものは自分で働いて手に入れることを学ばせる
     ー先考力があれば、今だけの楽しみではなく、未来の楽しみのために、今頑張る気持が強くなる。
    ・広考力
     -いくつかの選択肢の中から選ぶ訓練をしていると、自分に必要なものを選び取る力がつく
    ・自分の感情だけで子供を振り回さない。あくまで子供のためになるかどうかがキー。
    ・キッチン手伝いは、多くのことが学べる。道具も使うので、手先が器用になる。手順や段取りを覚える。
    ・あえて不便さを味わせる。自分の頭を使うようになる。
    ・深考力
     -教えない教育方針。深考力を育てる。公式を覚えさせない。公式が出来上がる過程を考えて、理解する。遊びを通して、自分で経験して、経験から考えさせるようにする。考える歓びを手に入れさせる。教える・教えないの線引きは、知識か思考か。これなに?=>林檎よ。OK、どんな味?どうやってなってるの?=>考えさせる
    ・人間は広から言われたことは聞きたくないが、自分で決めたことはやり遂げる生き物。
    ・勉強頑張っているね。NG:勉強頑張ってね。
    ・勉強って楽しいね。勉強ができるってうらやましいな。
    ・なるべく昔の子育てを真似る。
    ・親にとって不都合な遊びこそ子供を成長させるのだから、怒らないように。許せる範囲を広げる。そうすると後ラク子育てにつながってく。

  • なかなかよかった!
    論理的なことは納得できるし、やっぱいいね。

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著者プロフィール

河村京子(かわむら・きょうこ)/長男は東大、次男は京大にそれぞれ現役合格。長女はイギリスの高校へ単身留学中。結婚後、子どもを持つことに踏み出せない時期を過ごすが、一念発起し、国内外の育児書、教育書を2000冊以上読破。自身の子育ての成功経験・失敗経験をもとに「母学アカデミー」を開校。「子どもの能力を伸ばしたい」「頭のいい子に育てたい」と願うお母さんたちから圧倒的な支持を得、受講者数は3000人を超える。

「2018年 『東大・京大に合格する子は毎朝5時半に起きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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